ここで問題になるのは「何行か?」ではなく「何文字か?」ぽい。
結局見る→読むになる間は脳の一時キャッシュに頼るわけだが
漏れは50文字あたりを超えると微妙になってしまう。
1行30文字程度なら1行目は見たら即解釈していく事で殆どキャッシュ
に頼らず済ませる事で、2行目を全て先送りにしてもなんとか
読みこなす事ができる。

ただこれは極端な例で、目視限界速度で溜め込み、処理待ちの間
完全停止し、キャッシュがはけたらまた溜め込むなんて事は無い。
実際には、もう少しゆっくりと目を動かしつづける。

漏れの最大の問題は、1行あたりの文字数が多いと不可能になること。
みそ氏のページは漏れには無理。横に長すぎ。文庫本でぎりぎり。
あとぎっしり詰まった文章だとどうもやり辛い。吉牛改変逝ってよし。
漏れがこまめに空の行を入れるのも漏れの速読しやすさのため。
1行おきでなくて、行頭を視野の端の方で捕らえるため、視野の中心
焦点は分の途中から動き出す事になる。
4回も5回も目を動かす量になると、何処まで見たかわかり辛く、
読み始めの位置を間違えやすい。