消防士が盗撮容疑で送検、免職
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005397381.html?t=
2015年02月12日 19時16分

松山市内のパチンコ店で女性従業員のスカートの中を盗撮したとして、松山市南消防署の消防副士長が警察から県の迷惑防止条例違反の疑いで書類送検され、松山市はこの消防副士長を12日付けで懲戒免職の処分にしました。

書類送検されたのは松山市南消防署の黒田将也消防副士長(27)です。

黒田消防副士長は去年11月から松山市内の複数のパチンコ店で女性従業員のスカートの中を携帯電話で繰り返し盗撮したとして、県の迷惑防止条例違反の疑いが持たれています。

黒田副士長は容疑を認めているということです。

これを受けて松山市消防局は盗撮行為に常習性があると判断できる上、市民の安全安心を守る消防組織に対する信用を失墜させたとして、12日付けで黒田消防副士長を懲戒免職処分にしました。

また、上司にあたる松山市南消防署の58歳の男性の署長についても、監督責任を怠ったとして厳重注意としました。

松山市消防局の芳野浩三局長は「再発防止に向けて、職員の末端までしっかりとした意識を根付かせられるよう取り組んでいきたい」と話しています。