女性20人に143回暴行、50歳男に無期懲役
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141128-OYT1T50007.html
2014年11月28日 07時39分

中学生を含む10〜20歳代の女性20人に計143回の性的暴行を繰り返したとして強盗強姦(ごうかん)罪などに問われた住所不定、無職中西康浩被告(50)の裁判員裁判の判決で、大阪地裁は27日、求刑通り無期懲役を言い渡した。

登石郁朗裁判長は「被害者の尊厳を踏みにじる極めて卑劣な犯行。法定刑の上限が相当だ」と述べた。

判決によると、中西被告は2006年4月から12年9月の間、量販店で女性店員の名札を確認後、暴力団員を装って店に電話をかけ、女性に「ひどい目に遭わせるよう依頼された。

助かりたかったら会う必要がある」と脅して呼び出すなどして暴行を重ね、計約160万円を奪った。