なんじゃこら。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140605/wlf14060511270015-n1.htm
アインシュタインと小保方さん(6月5日)
2014.6.5 11:27 [【浪速風】]

科学史上で1905年は「奇跡の年」と呼ばれる。
光が粒子の性質を持つ「光量子仮説」、物質が原子からできていることを示した「ブラウン運動の理論」、そして「特殊相対性理論」の三つの論文が発表されたからだ。
いずれもまだ無名だった26歳のアインシュタインによって書かれた。

では2014年は。残念ながら、今のところは「茶番の年」というしかない。
ノーベル賞確実ともてはやされたSTAP細胞論文は、数々の疑惑が指摘され、小保方(おぼかた)晴子さんもついに論文撤回に同意した。
この4カ月余りの騒ぎはなんだったのか。割烹着やピンクの研究室に眼鏡が曇った我々も反省しなければならない。

論文撤回は検証実験に参加するためという。
画像データの捏造(ねつぞう)、改竄(かいざん)などに悪意はなかったと言うなら、STAP細胞の存在を証明するしかない。
アインシュタインの言葉を支えに。
「間違いを犯したことのない人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ」