戸惑う小保方氏「私が出て、よかったのか」…会見後の報道、世間反応に

 STAP細胞の論文不正問題で、今月9日に約70日ぶりに公の場に姿を見せ記者会見に臨んだ理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)が、会見後の報道に戸惑いを見せ「本当によかったんだろうか」と話していたことが11日、分かった。

 小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士が大阪市内で報道陣に取材に応じ、小保方氏の様子を明かした。

 三木氏によると、小保方氏は、9日の会見後の報道で世間の反応を見て、戸惑った様子をみせたという。

 10日夜に三木氏が小保方氏と電話で連絡を取った際、小保方氏は「私が会見に出て、本当によかったんだろうか」と打ち明けた。三木氏が「よかったと思うよ」と声をかけると安心した様子だったという。

 小保方氏は体調に変化はないが、ひどく疲れた様子だという。