択一は手ごたえあった。時間はかかったが、建物の書式も納得のいく解答だった。
土地の座標値もスムーズに算出できた。申請書もスラスラ書けた。
測量図の下書きも綺麗に描けた。残り時間は10分切ってたが、ギリギリできそうだ。
最後のペン入れで全てが終わる。
「ここで失敗したら来年また受け直しか・・・」と思った瞬間、手が震えだした。
直線も引けないし、数字も書けなくなった。震えは収まりそうもない。
数字は両手を使って震えを押さえ込みながら書き切り、線は歯を食いしばって引いた。

あんな経験は初めてだったな。