基準点が上下することについて、偏差値採点の立場から、ある具体例を考察してみた。

h28 基準点 30.5 だったときの合格者(記述50番以内)のはなし。

周りに白紙が多い中、商業裏もほぼ正解で埋めて、根本さんに見せに行ったら「見た中でダントツで一番の点数だ」って太鼓判を押されたんだって。
商業に自信があったんだ。

もちろん本試験では30点くらいつくものと期待してたんだけど、本試験は22点だったんだよね。
わけわからんって言ってた。

この例で起きたことを、偏差値採点の立場から推測。

H28は商業の白紙答案が多かったので、いつもは1100番の偏差を17.5にするところ、1100番の偏差を13にしたのではないだろうか。
(白紙を採点対象から外し、かつ不動産との点数バランスを維持するため)

そうすると基準点は17.5+13で30.5になる。

上に書いた合格者の超優良な答案に商業22点しかつかなかつた理由も、そもそも13点から偏差値の加点がスタートしたのであれば、商業22点は9点(科目上位150位)もの加点がある優良答案ですから、納得できる点数ですよね。

話の流れが見えない方ごめんなさい。