>>864
ビル管で出題される流体力学に関する知識をまとめたサイトはないようだね。
取りあえず出題傾向から、これだけ覚えておけばいいと思うよ。

1)無秩序な乱れによる流体塊の混合を伴う流れを乱流という
2)単位時間にダクトへ流入する空気の質量と、流出してくる空気の質量は、途中に漏れがなければ等しい
3)摩擦のないダクト中の理想流体の流れでは、どの断面においても動圧と静圧と位置圧との合計が等しくなる
4)慣性力と粘性力との比を表す無次元数をレイノルズ数という
 ※管内流れではレイノルズ数が4,000程度以上で乱流になる
5)開口部の面積と流量係数との積を開口部の実効面積又は相当開口面積という
6)動圧は、流速の二乗と流体の密度に比例する
7)円形ダクトの圧力損失は、ダクト直径に反比例する ※動圧に比例
8)流れのレイノルズ数は、速度に比例する
9)ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、形状抵抗係数と動圧に比例する
10)合流、分岐のないダクト中を進む気流の速度は、断面積に反比例する
11)開口部の通過流量は、開口部前後の圧力差の平方根に比例する
12)開口部の通過流量は、風速に比例する
13)点源吸込気流の速度は、吸込口に近い領域を除き、吸込口中心からの距離の2乗に反比例する
14)管内流が層流となるレイノルズ数の上限 = 2,000
15)通常の開放している窓の流量係数 = 0.6~0.7
16)円形吹出し口の吹出し口定数 = 5.0
17)正方形ダクトのアスペクト比 = 1.0  ※アスペクト比=縦と横の比
18)ベルマウスの流量係数 = 1.0