【通称】建築物環境衛生管理技術者 107棟目【ビル管】
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0862名無し検定1級さん (アウアウエー Sa1f-aXvP)
2019/09/29(日) 06:53:06.86ID:QOLJXy6raビル管の換気量(代入問題)の説明の前に、知っておいた方がいい知識をひとつ。
ビル管の代入問題の場合、e=2.7(ネイピア数)がよく出てきて、計算式の中では1/entと(1−1/ent)という使い方をされる。
e(ネイピア数)は自然対数の底なんだけど、定義については解らなくてもビル管の計算問題は解けるし、高校数学の範疇なので詳しくは触れないけど
数学や物理・化学では様々な場面で使われる重要な数という事だけは知識として持っていたほうがいい。
e=2.71828・・・は循環しない無限小数で、円周率πと同様の無理数。
因みに映画にもなった小説「博士の愛した数式」(寺尾聡の出てたやつ)の題材にもなった、数学的に最も美しい式とされる「オイラーの等式」にも含まれる数。
オイラーの等式はネイピア数eのi×π乗に1を足すと=0になるという式で、数学センスがまるでない文系脳の俺にとっては無理数が2つも絡んでいるのになんでそんなスッキリした数式になるのかさっぱり意味が分からないのだけど。
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さて、本題の代入問題は定番なので「換気量Q=室容積×換気回数」であることを理解している事を前提に、解くのを最後に回して余り時間を使って落ち着いて代入すれば解けるよ。
H28-57
室容積500m3の居室において、換気回数1.0回/hで換気がされている。汚染物質の定常的発生があり、初期濃度0.01mg/m3が1時間後に室内濃度0.02mg/m3に増加した。
その時の汚染物質の発生量として、最も近い値は次のうちどれか。
ただし、室内は完全混合(瞬時一様拡散)とし、外気濃度は0.01mg/m3、室内濃度は、以下の式で表される。なお、e=2.7とする。
C:室内濃度(mg/m3)=0.02
Cs:初期濃度(mg/m3)=0.01
C0:外気濃度(mg/m3)=0.01
M:汚染物質発生量(mg/h)=解
Q:換気量(m3/h)=室容積×換気回数=500×1.0=500
n:換気回数(回/h)=1.0
t:時間(h)=1.0
代入すると 0.02=0.01+{(0.01−0.01)×1/2.7の1×1乗}+{M/500×(1−1/2.7の1×1乗)}
→0.02=0.01+M/500×(1−1/2.7)
→0.02=0.01+M/500×0.63
→0.02−0.01=M/500×0.63
→0.01=M/500×0.63
→0.01×500/0.63=M
→5/0.63=7.9 答え:8mg/h
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