>>816
有害物質の分子量を求めてから、それぞれの値を与えられた式に代入するだけなので、
分子量さえ間違えずに求められればそれほど難しい問題ではないよ。
初めから分子量が提示されている場合もあるからね。

試験に頻出するトルエンとホルムアルデヒドを例に分子量を求めてみると、

炭素の原子量=12、水素の原子量=1 ※提示される(今までは
トルエンC6H5CH3は、C6とCで炭素が7、H5とH3で水素が8の構成なので
分子M = 12×7 + 1×8 = 92

炭素の原子量=12、水素の原子量=1、酸素の原子量=16 ※提示される(今までは)
ホルムアルデヒドCH2Oは、Cで炭素が7、H2で水素が2、Oで酸素が16の構成なので
分子M = 12 + 2 + 16 = 30

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H25-58
27℃の室内において、トルエン濃度が0.05ppmのとき、空気1m3中に含まれているトルエン中の炭素分の量として、最も近い値は次のうちどれか。
なお、濃度換算には以下の式を用い、トルエンの化学式はC6H5CH3、炭素、水素の原子量をそれぞれ12、1とする。

代入すると
質量濃度=0.05 × 92/22.41 ×273/(273+27) = 0.05 × 4.1 × 0.91 = 0.187mg

このうちの炭素の量を求める問題であり、トルエンの分子量92のうち炭素の分子量は84なので

0.187×84/92 = 0.171mg
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トルエンの容積比濃度の単位をppb表示にした問題が出る場合もあるので、参考までに。
(ppbパーツ・パー・ビリオン=10億分の1、ppmパーツ・パー・ミリオン=100万分の1、1,000ppb=1ppm)

H22-58
20℃の室内において、揮発性有機化合物の一つであるトルエンの容積比濃度が50ppbのとき、空気1m3中に含まれているトルエンの量として、最も近い値は次のうちどれか。
ただし、濃度換算には以下の式が用いられ、トルエンの分子量Mは92とする。

ppbをppmに直して代入すると
0.05 × 92/22.41 ×273/(273+20) = 0.05×4.1×0.93 = 0.19mg