痛風は、尿酸という物質が関節の中で固まって結晶になるために起こる関節炎を主な症状とする疾患です。
プリン体が代謝されると最終的には尿酸という物質になり、血液には一定量の尿酸が含まれています。
血液中の尿酸の濃度が高くなると高尿酸血症という状態になります。高尿酸血症が長く続くと関節の中で尿酸が固まります。
固まった尿酸が関節の骨と骨の間(関節腔)に落下すると白血球が攻撃します。
型的な痛風発作では痛みが激しく、歩行困難になることも少なくありませんが、10日前後で軽快します。

肉や魚介類をたくさん食べると痛風になりやすいことが知られています。
また、アルコール飲料では、含まれるプリン体量はあまり多くはありませんが、アルコールの作用が加わって尿酸値が上昇します。
だそうです。