問題1
A の代理人 B の代理行為が相手方Cとの通謀虚偽表示に基づくものであった場合において、 A がそのことを知らなかった時は C は A に対しその行為について無効の主張をすることができない

問題2
A の代理人 B が自己の利益を図るために権限内の行為をした場合において、相手方 C が B の意図を知ることができた時は 、A は C に対し B の行為について無効の主張をすることができる


問題3
AとCの取引で 、A の代理人 B が、 C の代理人Dに代理権のないこと知らないことに過失があったとしても、 A は Dに対し無権代理人の責任を追及することができる

問題4
A の代理人 B が相手方Cとの間で売買契約を終結した場合、 C の意思表示が A の詐欺によるものであった時でも、Bがその事実を知らなかった場合には 、C はその意思表示を取り消すことができない

問題5

Aが代理人 B に特定の動産を買受けることを委託し、 B が A の意図に従って相手方Cからその動産を買受けた場合において、Cが無権利者であることをAが知っていた時は、 B がその事実を知らず、かつ、そのことに過失がなかったとしても、その動産について即時取得が成立しない