問題1
不動産の売主 Aの所有権移転登記義務を B 及び C が共同相続した場合において 、B がその義務の履行拒絶しているため買主 Dが 同時履行の抗弁権を行使して代金全額の弁済を拒絶している時は

C は自己の相続した代金債権を保全するため、Dの資力の有無に関わらずDのB に対する所有権移転登記請求権を代位行使することができる


問題2

不動産が A から B へと売却されたが所有権の登記名義人は未だ A である場合において、 B の配偶者である C が B との間で離婚の調停を行っているときは

C は B との離婚によって生ずべき財産分与請求権保全するため B の A に対する所有権移転登記請求権を代位行使できる

問題3


交通事故により受傷した A は加害者である B に対する損害賠償請求権保存するため B の資力の有無に関わらず B が保険会社との間で締結していた 自動車対人賠償責任保険契約に基づく保険金請求権を 代位行使することができる

問題4
不動産が A から B へ、 B から C へと順次売却されたが、それらの 所有権移転の登記が未了の間に、Dが契約書を偽造してその不動産につき A から D への所有権移転の登記を経由してしまった場合    

C は Bの債権者として B が A代位して行使し得る所有権移転登記の抹消請求権を代位行使することができる