こんにちわ
司法書士資格持ってないけど仕事柄、零細司法書士事務所からそこそこの人数の居る司法書士法人まで付き合いがあるから感想を書くね

「独立する為の資格なのに勤務してるなんて本末転倒じゃん」と書いている人がいるけどさ、話はそう簡単でも無いのよ

「勉強は出来るけど対人能力0(いわゆるコミュ障)」の受け皿になってる部分もあるんよ、司法書士業界って
零細事務所で修行して独立した人や、インターンのみを経て独立した強者にはわからないのかもしれないけど

計算高い人間や、親が「あ、この子はダメだわ」って気付いてるケースでは大学2、3年ぐらいから準備して公務員試験に備えるんだけどね
それが出来なくて就職活動に突入すると運よくどっかの企業に採用されても即退職→資格取れば何とかなるか→
税理士→科目が多い
公認会計士・不動産鑑定士→修行期間長い
調査士→コミュ障には無理
となって、プライドだけは一丁前だから行きつく先は「試験の難易度は新司法試験に劣らず、かつ即登録できる司法書士」になるわけ

付き合いのある司法書士法人の使用人司法書士には、人前で(訓練しても)全く喋れない人や決済の場で行員や仲介に何か言われると切れ出す危ない人もいる
そう言う人には、仕事が出来る補助者を同行させて使用人には一切しゃべらせない
補助者は資格とれなくても司法書士業界で生き残って、かつ「先生」って間違えて呼ばれて満足
司法書士としては、薄給でもストレス一切無く資格を活かせる

現状、誰も困る事の無い素晴らしいシステムだよ

測量業界でも、全く喋れない測量士資格者とかいるけど人数いると公共の入札で有利だからね