問題1
錯誤により無効な契約であっても、表意者がその行為の無効であることを知って追認した時は、行為の時に遡って効力を生ずる

問題2
非権利者の処分行為を権利者が追認した場合、その行為は法律上当然に当初から有効となる

問題3
取り消すことができる法律行為は取り消しの意思表示が相手方に到達すれば初めから無効になる

問題4
詐欺による意思表示をした者が、相手方から一か月以上の期間を定めてその期間内に当該意思表示を追認するかどうかを確定すべき旨の催告を受けた場合、その期間内に確答を発しないときは、その行為を追認したものとみなされる

問題5
制限行為能力者は行為能力の制限を理由として行為が取り消されたため履行を受けたものを返還する義務を負う場合にはたとえ悪意であっても現存利益の限度で返還すれば足りる