AからBとCとが負担部分2分の1として連帯して1,000万円を 
借り入れる場合と、DからEが1,000万円を借り入れ、 
Fがその借入金返済債務についてEと連帯して保証する場合とに関する 
次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。 

1 Aが、Bに対して債務を免除した場合にはCが、Cに対して債務を免除した場合には 
Bが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Dが、Eに対して債務を免除した場合にはFが、 
Fに対して債務を免除した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。 

2 Aが、Bに対して履行を請求した効果はCに及び、 
Cに対して履行を請求した効果はBに及ぶ。Dが、 
Eに対して履行を請求した効果はFに及び、Fに対して履行を 
請求した効果はEに及ぶ。 

3 Bについて時効が完成した場合にはCが、Cについて時効が 
完成した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。 
Eについて時効が完成した場合にはFが、Fについて時効が 
完成した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。 

4 AB間の契約が無効であった場合にはCが、AC間の契約が 
無効であった場合にはBが、それぞれ1,000万円の債務を負う。 
DE間の契約が無効であった場合はFが、DF間の契約が 
無効であった場合はEが、それぞれ1,000万円の債務を負う。 

⇒ 正答率  68.5%