【管業】管理業務主任者試験 第159棟目
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0139名無し検定1級さん
2018/12/14(金) 14:01:08.75ID:2/bekJjn「管理組合の」は「会計の収入及び支出の状況」にかかり、
「会計の」は「収入及び支出の状況」にかかる。
すなわち、「収入及び支出の状況」はもともと「会計」に包合された概念である。
また、「及び」は、「収入」と「支出」を並列化させるものであり、すなわち「収入の状況」「+(及び)」「支出の状況」と同義になる。
一方、「管理組合の会計及び支出の状況」を分解すると、
「管理組合の」は「会計及び支出の状況」にかかり、
「会計及び支出の状況」の「及び」が並列化させているものは、@「会計」と「支出」あるいは、A「会計」と「支出の状況」ということになる。
前段となぜ異なる扱いになるかといえば、そもそも「支出」は「会計」に包合される概念であり、両者は対等に並列化させるにふさわしくないともいえるからである。
では、Aとすると、「会計」と「支出の状況」とは対等な関係であろうか。いや、これも「支出の状況」はもともと「会計」に含まれる概念であるため、不自然といえよう。
ここでいったん問および当該選択肢全体に戻る。
当該肢で問われているポイントを解釈するに、その核は、管理事務の77条報告において@報告内容が足りているか。余計なものがないかA報告書作成義務はあるかB管理業務主任者による必要があるかC交付、説明義務はあるか、といったあたりだろう。
ABCは問題ない。では@はどうか。
まず、少なくとも@において、余計なものは書かれていない。では足りないか?前述のとおり、「会計」は「収入および支出の状況」を含むものであり、「及び支出の状況」という文言は、「あっても」「なくても」同じ、ということ。つまり足りなくもない。
結局。この選択肢は「正」という結論に帰結するであろう。
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