まず受験生が増加するということは裾野が広がるということだ。
つまり実需のない受験生も多く受けているということ。
例えば上位資格の併願受験生や合格者、時間のある大学生など。

受験生が減るとこうした層の絶対数が減り実需のある者に絞られていく。
また惰性で受けているだけのベテラン層は一定数必ずいる。

実際に合格者の受験回数の中央値は受験生が減ると若干下がるし、
受験回数が3回以上の受験生の合格率は低い傾向にある。