【藤田委員】試験課目の中に民事訴訟法が入っているんですか。

【盛武会長】はい、入っております。

【木委員】民事訴訟法は入っているんですか。

【盛武会長】失礼しました、入っておりません。

【委員一同】( ´,_ゝ`) ぷっ・・・


【水原委員】今までお聞きになられていたようですけれども、司法書士にしろ税理士にしろ、
それから弁理士にしろ、それぞれ専門分野を持ってらっしゃるんですね。
したがって、事項について専門知識は勿論のこと、訴訟に至っても相当程度の、
今までの蓄積したノウハウを十分に発揮できるんじゃなかろうかという可能性を秘めていらっしゃる部分があったんです。
 ところが、今お伺いしますと、それらを含めたすべての分野にわたって、
いろいろな申請書類に関与していらっしゃると、専門分野がないというように思われる。
 もう一つは、ここの行政書士の試験を拝見しますと、
もろもろの行政書士の業務に必要な法令について、択一式及び記述式の40題しか出ません。
一般教養につきましては、数学、国語、政治、経済等々について、択一で20題しか出ておりません。
合計して2時間30分の試験と承知しておりますが、それで合格した者について、
簡裁の訴訟代理権、そのほかの陳述権ということを認めて、国民のためになるんでしょうか。
大変疑問に思うんですが、その点についてお考えを伺いたいと思います。