今井のような感じで時々、楽器の素養がまったく無かったり完全独学ではあるが
良いメロやアイディアをぽんぽん自由に思いつくタイプってのがいて、
上手く仕上げるスタッフに恵まれると結構ヒット飛ばせたりする

逆に言うと森賢の弱みはそこら辺にあった気もしてる
大学の作曲科まで進んで理論の方を学び過ぎたことで自由奔放さがなくなってた
特にソロ期以降の発想力は残念なものがあったし
彼らしさや味というものがほとんどなく、どこを取ってもお行儀が良すぎ
ぶっちゃけて言えば非常に凡庸で特徴が無い曲ばかり
ブラインドで聴いたらおそらく誰も名前を当てられない程度のものしかない
かと言って裏方ミュージシャンに徹することも出来ず、本当に苦しかったと思う
勿論そこの問題は本人が一番強く自覚、痛感してたことだろうけどね