夢から覚めるのか 夢へ向かうのか まぶたの何処かに 映し出される赤い丘

想い出の夕陽か 未来の仕業か
見上げてるこの場所が谷なのか そして部屋なのか

流れない風の赤い丘 登らない僕を眺める 夢なら夢の中だけで…

走りだせば  まるで絵のようなこの丘には 誰が… 誰が…

ふたつにひとつの 痛みとやすらぎ 答えない運命のつぎ目のような赤い丘

恋人よ僕には 孤独と言えそうな やりきれない時間が 温もれずそしてはぐれてる

流れない風の赤い丘 登らない僕を眺める 眠りの淵で疑う

堕ちて見せれば 差し出す手は 敵か味方か

どうしょう… どうしょう…