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筋肉少女帯

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0001なのなお02/01/07 19:15ID:Vh19Kkm6
廃盤になっても30年後、50年後まで語られるバンドだろう。
0311名無しさん@お腹いっぱい。02/02/13 20:46ID:CkKtX/xX
脳髄は人間の中の迷宮であり・・・

・・・・サンフランシスコ!!
0312102/02/13 21:12ID:3imdy952
>311
>脳髄は人間の中の迷宮であり・・・

ある意味筋少の決定的な一言ですよね。
この一言は目の前が真っ白になった。
0313名無しさん@お腹いっぱい。02/02/14 11:38ID:???
>脳髄は人間の中の迷宮

このセリフはドグラ・マグラからじゃないの?
0314名無しさん@お腹いっぱい。02/02/15 03:42ID:oJgQeSLW
>>313
筋少(大槻)の影響で、夢野久作、江戸川乱歩にハマったなぁ・・・
作家つながりで、人間椅子(バンドね)も聞いたな〜。
懐かしい。
0315NARICK ◆FumiTvdo 02/02/15 22:51ID:5NNurz3B
>>元なんちゃってロリータさん
 たぶん、1989年6月18日の日比谷野音のライブでは?
 放送日まではわかりません〜。
 僕もビデオ持ってます(w
0316名無しさん@お腹いっぱい。02/02/16 00:23ID:Jy/bna4b
なんか深夜に「君知るや!?筋肉少女帯」ってタイトルで放送したやつあるよね?
それとは違うの?
031731102/02/16 01:30ID:???
脳髄は人間の中の迷宮であり・・・

はサンフランシスコの歌詞デ〜ス。

ガイシュツデスカ?

もちろんドクラ・マグラから大槻モヨコが、以下略・・
0318名無しさん@お腹いっぱい。02/02/16 01:35ID:Jy/bna4b
それはいくじなしの歌詞だ。
サンフランシスコは、ノウズイは、モノを思うに、
モノを思うにはあらず・・・
0319サイトウせーじの空手ちょっぷは無的だぞう!02/02/16 02:26ID:Y80GcxWL
>>318
違うにょ!
昔はサンフランシスコはこ〜ゆ〜歌詞でやってたんだ〜よ。
ほとんど歌メロなしでねえ、
大槻が詩を叫ぶみたいなねえ、
感じだったんだよねえ、
でねえ、「サンフランシスコ」のところはおんなじでねえ、
バックがもくもくと演奏する中でねえ、
大槻が眼鏡なんかをかけてねえ、
やってたんだよねえ。

知ってるヤツはいないかねえ?
032031802/02/16 08:00ID:Jy/bna4b
あ、「昔、ナゴムレコードがあった」収録バージョンね。
再発だけどビデオ持ってるから知ってるよ。
なるほど、スマソ。
0321恭子02/02/17 23:51ID:iYZzuMkc
オーケンといえば図書館デート。
0322名無しさん@お腹いっぱい。02/02/18 23:26ID:quTG8hxF
井の頭でケンヂを見た
0323元なんちゃってロリータ02/02/18 23:39ID:zSASDI/v
>>315 NARICKさん
おお!! 情報ありがとうございます(^o^)
あきらめかけていたのでうれしーです。
なんか夏休みだったので夜中起きてて録画した記憶が・・・(笑)

>>310 うぐいすさん
ゴメンなさーい、例のアレもうちょっと待ってくださいませ(^^;)

>>316
おそらくそれと一緒ですね。
なんか冒頭でそーいうコピーがばーんと出てましたYO!
0324 02/02/19 00:00ID:WNRe1KQz
何かアルバム買いたいんだけど、
これがいいっていうアルバムある?
0325名無しさん@お腹いっぱい。02/02/19 00:15ID:5WM7AJoT
初心者ならベストから入るもヨロシ
大車輪、大水銀
はまったら全部集めてケ
0326名無しさん@お腹いっぱい。02/02/19 00:45ID:???

「賢ちゃん!ゼリー持っていきなさい、ゼリー!」
0327名無しさん@お腹いっぱい。02/02/19 01:30ID:SS8pdlau
>>324
初期ならシスターストロベリー
中期なら月光蟲
後期ならキラキラと輝くもの
0328ナマコには奇を浸けろ02/02/19 01:39ID:???
>>327禿しく同意。
0329名無しさん@お腹いっぱい。02/02/19 01:40ID:ArNiJZOn
こんど公開される園子温監督の新作映画「自殺サークル」(タイトルうろ覚え)
は筋少の100万人の少女に似てる、と思った。
0330うぐいす ◆0rpUGISU 02/02/19 01:41ID:???
>>323元なんちゃってロリータさん
はい、はい。
焦らなくてもいいっすよ♪
時間がある時にゆっくりいきましょう。

>>324
●サーカス団パノラマ島へ帰る
●シスターストロベリー
が、俺は好きだな。
でも、ベストから入るのも手だし、1stから順を追って集めていくのも
楽しいと思うよ。

0331ルリヲ02/02/19 02:15ID:???
首がないんだよ・・・
0332名無しさん@お腹いっぱい。02/02/19 04:39ID:???
いつだか忘れたけどバンド名の由来を聞かれて
「いやー、中学くらいの時ってつけちゃうんですよ、そんな名前。」
とか言ってたんだけどこの答え方が一番好きです。
0333アソチ02/02/19 13:25ID:???
NHKで昔やってたジャストポップアップっていう番組に筋少出てたましたね。
NHKに筋少ってだけでけっこう興奮した。
0334南区の貴公子 ◆FumiTvdo 02/02/20 11:18ID:BlyJvL/y
確かNHKに出演するためにオーディションを受けなければならなかったはず。
オーケンは「元祖高木ブー伝説」をカラオケで歌ったそうな。
0335名無しさん@お腹いっぱい。02/02/22 19:40ID:o7zZeOzI
「賢ちゃん!油揚げ焼いたわよ!!どーすんの、食べてくの!?」
0336名無しさん@お腹いっぱい。02/02/23 07:50ID:B9/hjvnB
油揚げに焼いたのに醤油をジュッと。
0337名無しさん@お腹いっぱい。02/02/23 19:11ID:???
「おかぁさ〜ん、油揚げは家に帰ってから食べまぁ〜す!」
0338名無しさん@お腹いっぱい。02/02/25 19:01ID:???
むか〜し、むかし、
大槻さまが
BSの生放送で
「オ万チョ塗れ塗れかー!」
とか
言ってたあね。
むかしは年末にさあ
NHK主催?のオールナイトLIVEとか
やってたあね。
0339名無しさん@お腹いっぱい。02/02/25 19:58ID:rBFXtuNI
>338
ロックンロールバンドスタンドだっけ?
あのあとすぐに「不適切な表現があったことをお詫びいたします」って
アナウンサーか司会かがフォローしてたよね。
ちょうどテレビで見てたけど、オーケンかなり酔ってたっぽいし。
0340名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 01:18ID:cqU2+Rhp
ザ・蟹はもってるんだけど、エディの
「ピアノのなせる技と真髄」がどこにもない。
やはり誰も手放す気がないのだろうか……。鬱だ。
0341名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 10:55ID:+NAnA79z
>>340
俺は「80年代の筋少ツアー」の時に手に入れたけど、もうどこにもないね。
レア化を狙ってエディ自ら廃盤にしたみたいだね。
それにボンディングレコード自体もうないんじゃない?
0342名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 13:31ID:???
で、レア化したんだろうか?>業と神髄
0343名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 14:02ID:Lev7/QKn
業と真髄、どんな曲風なん?
個人的に初期筋少やGuruでのおどろおどろしいピアノが好きだったので
ザ・蟹は今ひとつだったんだが・・
0344名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 15:24ID:Al62a4X9
「業と神髄はレアな物にしたい」とシャレで言ってたら
レコード会社が無くなって本当にレアになってしまったという説もアリ。
0345名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 15:41ID:IvjD6QMM
>343
ライナーノーツには
「この音盤は、私の演奏会「ピアノのなせる業と神髄」の
第1回から第4回までに弾いた、数々の曲の中から、
特にゆっくりとした気持ちで聴いていただきたい作品を選び
まとめたものです。」
とあります。
どっちかっていうと、超絶テクを味わうというより、
あの外見(失礼!)から湧き出る優雅さ、繊細さのギャップを楽しむ感じ。
0346名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 17:52ID:Zc/PjggN
オ-ケンがバ−テンダ−役で出てたドラマを知ってる?
ドラマ名が思い出せなくて・・・
034734302/02/26 18:34ID:fhsDTTRr
>>345
レスども!
んー、繊細なやつですか。んー、そっかー。
でも欲しいなー。
0348名無しさん@お腹いっぱい。02/02/26 19:33ID:gw5k24ov
>346
キモチいい恋したい!
034934002/02/27 01:00ID:rg4UIF7Q
レスくれた人ありがと。そっか、やっぱりレアか。<真髄

ふと思い出したんだけど、オーケンがゾンビ姿で出てたCMってなかったっけ。
「ゾンビにしちゃうぞ!」かなんか言うやつ。
0350名無しさん@お腹いっぱい。02/02/27 02:34ID:XewWYzHC
>>349
マムコナンジャタウンだっけ?
トゥルーロマンスがかかってて。

「ラーララー、ラーブゾーンビ−、ラーブゾーンビー」
0351名無しさん@お腹いっぱい。02/02/27 20:02ID:Wei6WvBk
極道忍者ドス竜あげ
0352名無しさん@お腹いっぱい。02/02/27 21:59ID:Vll7CGE3
>>350
ナムコワンダーエッグじゃないか?
放映前のライブん時オーケン本人が告知してた気がする
0353 02/02/27 22:15ID:a4tSAIQM
なつかしいなあ。
俺はANN最終回の時高2でなぜかLFまでいったなー。
終わったあと、おむつがすてられてたな。外に。
ファンクラブにも入ってたなー。
ライブいけば皆女の子ばっかだった。
CDは多分関連系(ナゴム等)も全部押し入れにあるかな。
そんな自分も27か。
いまはテレビの世界にいるが、オーケンと仕事をする機会があるとすれば
格闘技番組だろうなー。なんて因果だ・・・
0354名無しさん@お腹いっぱい。02/02/27 22:16ID:???
無性に筋少のCDが聴きたくなってきたぞ。
どっかで買ってくるか。。。
シスターストロベリーなんか、今更、売ってないよな。
035535402/02/27 23:58ID:???
ヤフオクに結構売ってた。
http://list.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084025624-category-leaf.html
0356アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 02:02ID:9eVSx1DM
このスレを読んでいたら昔はまっていた頃を思い出してきた(当方、26歳男)。
仏陀Lから月光蟲まで所有しているので引っ張り出して聴いてみると、
当時では気が付かなかったことに多く気が付いた。
当時はちょうど中学生くらいだったが、個人的には歌詞の内容に惹かれていた。
音楽的なことはさっぱり理解していなかったというほうが正しいのかも知れないが。
改めて仏陀Lから月光蟲まで通して聴いてみるととても面白い。
もちろん音楽的なことも歌詞的なことも。
0357アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 02:15ID:9eVSx1DM
<仏陀L>
エディが弾くピアノの持っていた存在感の大きさを再認識した。
初期筋少の持っていたコミックバンド的性格も堪能できる。
もちろん、単なるコミックバンドじゃない、という音楽性の高さも持ち合わせている。
こうした状況は、初期爆風スランプと似ているのかも知れない。
歌詞に関して言うと、まだ大槻の脳髄は準備体操段階といったところだろうか。
本作は次回作へのプレリュードにしか過ぎないと捉えるべきか。
このアルバムでやはり一番好きな曲は、サンフランシスコ。
0358アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 02:27ID:9eVSx1DM
<Sister Strawberry>
上の方で多くの人に完成度の高さが絶賛されているが、もちろん異論はない。
エディのピアノと横関氏のギターが最高に噛み合い、一曲目からかなり飛ばしてくれる。
大槻の唄い方のキレ具合もこなれてきて程よい感じである。
それにしてもこのアルバムの歌詞の世界にはやられた。特にいくじなし。
正直、このアルバムに出会ってなかったら人生が変わっていた気がする。
捨て曲が一曲も入っていないこのアルバムでやはり一番好きな曲は、
かなり迷うがいくじなし。
0359アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 02:40ID:9eVSx1DM
<猫のテブクロ>
一応ここから中期筋少という時代が始まるのだろう。
エディが抜け橘高が加入し、バンドとしての方向性の迷いがモロに感じられる。
また、大槻と内田がまんが道でボヨヨンロックを経験したためか、
思いっきり左に触れた針が戻りきっていないという印象を受けた。
仏陀L時代への先祖返りとも受け取れる日本印度化計画がその端的なあらわれであろう。
いくじなしと同じスタイルを採用したこれでいいのだは、全ての面でいくじなしには
及んでいない凡作だと思われる。
ただ、単なる曲の集まりではなく、ストーリーを持った楽曲の集まりとしてのアルバム
という意識のあらわれは評価できる。
また、月の夜のボートと月とテブクロは中期筋少の音楽性の端緒が垣間見られる
興味深い作品だと思う。
0360名無しさん@お腹いっぱい。02/03/02 02:51ID:b2//KqDf
これでいいのだで号泣したよぅ
凡作なんてひどいよぅ
0361アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 02:54ID:9eVSx1DM
<サーカス団パノラマ島へ帰る>
前作よりは音楽的にまとまってきたなという印象は受けるが、やはりまだまだか。
アルバムにおけるストーリー性という点に関して強いこだわりが感じられるのは良いが、
それ故、元祖高木ブー伝説をどこにも入れられなくなってしまい、一旦、お別れの日で
全体を閉めておいて、高木ブーを最後に置かざるを得なくなったのだろう。
やはり高木ブーが一番似合うアルバムは仏陀Lだと思われる。権利関係の問題が悔やまれる。
さて、このアルバムで、ナゴム時代の楽曲のメジャーシーンにおける再解釈という作業が
一段落ついたわけだが、このことは意外と大きい出来事だったような気がする。
このことを考えると、次回作は出るべくして出た秀作なのかも知れない。
ところで、未だに高木という友人をブーと呼んでしまうのは、この曲の影響が大きい。
0362アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 02:58ID:9eVSx1DM
>>360
おっと、気を悪くさせたのならばスイマセン。
ただの個人的意見感想として聞き流して下さい。
僕にとってはいくじなしの存在が大き過ぎるだけということなので。

それにしても、音楽を聴いて号泣できるなんて素晴らしいことじゃないですか。
0363アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 03:09ID:9eVSx1DM
<月光蟲>
上で中期筋少の代表作として挙げられていたが、もちろん激しく同意する。
前作でアルバムにおける曲の連続性にこだわり過ぎたのを反省したのだろうか、
サボテンとバントラインも違和感なく溶け込んでおり、絶妙な曲の配置となっている。
前2作ではイマイチこなれていない感じだった音楽性だが、曲、詩ともにようやく
一つの完成形に行き着いたのではないか。大槻と橘高が最高のかたちで融合したと言える。
歌詞に関しては、シスターストロベリーで見せた究極のアナーキーさとは次元を異にする
独自の世界観を作り上げることに成功していると思う。
もちろん、シスターストロベリーの世界と月光蟲の世界を同じ土俵で較べることはできないし、
好みは人それぞれだと思う。僕のなかでも、甲乙つけ難いというのが正直な感想。
また、上で誰かが少女の王国を絶賛していたが、あの意見を読んでからあの曲を聴くと、
確かに泣ける。意外な秀作であった。
久し振りに一番好きな曲を挙げるとしたら、少年、グリグリメガネを拾う。
0364アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 03:17ID:9eVSx1DM
残念ながら、僕が持っている筋少のアルバムは月光蟲まで。
ここから先のアルバムは聞いたこともないし、手にとったこともない。
高校生には良くあることで、ある時突然、パタリと筋少に対する興味が消え失せた。
今回改めて聴き直してみて、月光蟲以降を聴いてみようかな、という気になった。
大槻がエディと一緒にバンドをやっているというのも気になるし。
もちろん、期待が半分で怖いのが半分。
それにしても、いつの間にか筋少は活動凍結=解散していたのですね。
ホームページに掲載されている内田のコメントを読むと、一番筋少にこだわっていたのは、
意外と内田だったんだな、と思いを強く持つ。
さすがベーシスト。
0365もうひとりの26歳男02/03/02 06:03ID:tNLjg/CV
上の26歳氏にほぼ同意。

ただ、「猫テ」の『これでいいのだ』は、
従来あった同種のギタリストからなるツインリードではなく、
全くタイプの異なる橘高と本城をいかに絡めるか、という
指針を作った点で意義深いと思う。

つまり、オーソドックスなHR/HMスタイルの橘高のギターと、
ニューウェーブからFUNKまでを昇華したテクノロジー駆使型
の本城のギターとの融合という、この既視感のなさこそが、
『これでいいのだ』の意義ではないか?と思うのね。

また、歌詞の面においては、『いくじなし』で一度結実した世界観を、
いい意味で商業ベースに乗せた成功例、だとも思うが。
どうだろう?
0366名無しさん@お腹いっぱい。02/03/02 11:30ID:aaSzfT9q
昔「のほほん日記」でオーケン自身が
アルバム解説みたいなのをしてたよね?
「仏陀L」から「ステーシーの美術」までの。
あれの「シスベリ」についてのコメントが好きです。
0367アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 15:25ID:wVywJNwn
>>365
レス、どうもです。

>全くタイプの異なる橘高と本城をいかに絡めるか
確かに、橘高と本城の関係から見るという視点が僕には欠落していました。
ふたりのバックグラウンドや音楽的志向の違いにまで目が届かなかったというのが
正直なところです。
脱退云々の件で、上のほうでは橘高について多く論じられているを読んで、
本城のことをすっかり忘れてしまっていたようです。
勉強不足のため、僕は365さんのようにふたりの細かい違いなどが分からないのですが、
良い意味での橘高の「我の強さ」が本城の存在によって程よく抑制され、結果として
バンドとしての音楽性が良いベクトルへと向かって行ったのではないでしょうか。

>いい意味で商業ベースに乗せた成功例
この部分は納得です。
オールナイトやテレビなどの影響で新たに獲得した、あきらかにシスターストロベリー時代
とは異なるファン層のニーズにどう応えようか、という問いへの一つの回答なのかも
知れません。
ただ、良くあることですが、こうした新しい商業主義的スタンスが、古くからのファンを
現実的にも心理的にも筋少から離れさせてしまったということは確かでしょう。
0368アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 15:28ID:wVywJNwn
>>366
オーケンのコメントについて、もう少し詳しく教えて貰えませんか?
蛇足ですが、当時の僕は、大槻ケンヂの「ヂ」にとてつもない衝撃を受けました。
0369 02/03/02 15:48ID:/HZBqZhm
古いファンの議論は興味深い。
最後から2番目のアルバム「最後の聖戦」には
「ペテン」という曲があります。
ああ あのペテン師が帰ってきた という歌詞。
仏陀Lの最後の曲とは関係あるのか?
0370名無しさん@お腹いっぱい。02/03/02 19:04ID:KKTeHwfK
>26歳氏
後続のアルバムも聴いてぜひレビューきぼんぬ!
「キラキラとかがやくもの」は鬱期の大槻や曲のポップさなど
初期とは全く趣が違うがこれもまた名盤であったと思う。
0371 02/03/02 20:13ID:sK6Bm5ut
サンフランシスコ10イヤーズアフター聴けよ!
0372アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 20:19ID:wVywJNwn
>>369
どうなんでしょうね。
筋少の歌詞には色々なキーワードが出てきて、確かにそれらのキーワードが
アルバムや曲を超えてシンクロするケースが確かに多いように感じます。
そういった作業を通じて、ある一定の「筋少ワールド」が形成されたのは事実でしょう。
僕が筋少の歌詞に惹かれていた理由の一つがこのシンクロにあるのかも知れません。
僕のHNにもあるように、アンテナ売りの少年、脳髄、サーカスといったキーワードが
色々な曲のなかで繰り返されることによって、ひとつのストーリーが出来上がるというか。
戦士の銃を媒介として、鉄郎、ハーロック、エメラルダス、メーテル、トチロウが
一つの線で繋がるような松本零士的な世界観なのかも知れません。
例えがあまりよくないのかもしれませんけど。
0373アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 20:25ID:wVywJNwn
とーはいえ、あの曲の少年とあの曲の少年は同一人物のはずだ、
とかいう謎解きゲーム的な側面だけで筋少の歌詞を理解、把握しよう
とするのは、なんだかつまらないような気がしてしまいます。

0374アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 20:31ID:wVywJNwn
>>370
「キラキラとかがやくもの」に対する興味はもの凄くあります。
特に上でやられている

324 :  :02/02/19 00:00 ID:WNRe1KQz
何かアルバム買いたいんだけど、
これがいいっていうアルバムある?

327 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/19 01:30 ID:SS8pdlau
>>324
初期ならシスターストロベリー
中期なら月光蟲
後期ならキラキラと輝くもの

328 :ナマコには奇を浸けろ :02/02/19 01:39 ID:???
>>327禿しく同意。

なんていうやりとりを見てしまうと。
月光蟲以降のアルバムも聴いてみたいと思うのですが、僕の書き込みに刺激されて
月光蟲以降のレビューを誰かが書いてくれないかなあ、などと実は思っていたりもします。
甘いですかね。
0375アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/02 20:39ID:wVywJNwn
さてさて、僕の独り善がりのアルバムレビューにも関わらず、反応があってちょっと嬉しいです。
お陰様で筋少熱が再発してしまったらしく、色々と調べてみました。
大釈迦の参加メンバーはかなり魅力的ですね。これは是非とも聴いてみたい。
あと山瀬まみのアルバム、親指姫の作詞作曲陣には驚きました。
中古CDの相場を調べようとヤフーオークションを軽く見てきたのですが、
「キラキラとかがやくもの」の出品がないようでした。
「キラキラとかがやくもの」の中古相場はいくらぐらいなんでしょうか?
プレミアがついていたら残念ですね。基本的にプレミアCDは買わない主義なので。
0376名無しさん@お腹いっぱい。02/03/02 20:59ID:sK6Bm5ut
「キラキラ」以降の作品がブックオフに置いてあったの見たことないな。
0377nanasi02/03/02 21:09ID:sK6Bm5ut
キラキラ〜以降の作品がブックオフにあったのを見たことがない。
0378nanasi02/03/02 21:10ID:sK6Bm5ut
書き込まれてたんか
2重スマン
037936002/03/02 22:19ID:7Nhwl9Wj
>アンテナ売りの〜さん
いえいえ、こちらこそ横レススマソ。これでいいのだ大好きだったもので…
私は大槻の歌詞にやられていた音楽知識ゼロのファンなので
音楽的側面はよくわからないですが、
歌詞に関しては>>365さんの意見に同意です。
いくじなしは良くも悪くもインディー。
これでいいのだは良くも悪くもメジャー向け。
両方ともそれぞれに良い所があって、私は両方大好きですが、
ただ、分かりやすいっていうのではこれでいいのだが上かと。
(それが上記した「良くも悪くも」の所なのだと思ってます)

キラキラ以降の作品は結構普通に新品で売られてますよ。
中古で探すよりそっちの方が早いと思います。
私はキラキラと最後の聖戦は大好きです。サンフランシスコ〜は聞いてない…
0380名無しさん@お腹いっぱい。02/03/02 23:56ID:A7lnbJRq
サンフランシスコは
「サンフランシスコ・10イヤーズアフター」だけのために買ってもいい。
あと「人間のバラード」もいい。
ほかはキラキラ、最後の聖戦に入ってる曲ばっかだけど。
0381 02/03/03 00:22ID:???
売りじゃなくて買取価格なんだけど、ブックオフのサイトで調べられた。
http://www.bookoff.co.jp/
スーパーバリュー100円、シススト500円、猫のテブクロ20円、断
罪〜が500円。それ以外は大水銀も含めて全て1000円。
因みに特撮はアジテーターが1200円、他は1000円。電車はトーマ
ソだけが買い取りリストにアリ、500円。ソロは全て100円、UGS
名義はスケキヨのみ20円。

う〜ん…
0382アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/03 01:54ID:6VjI3+Nn
>>376-381
みなさん、「キラキラとかがやくもの」に関する情報、どうもありがとうございます。
どうやら簡単に手に入りそうですね。是非入手してみます。
ところで、何人かの方からご教示頂いたサンフランシスコ・10イヤーズアフター@サンフランシスコですが
色々なところで見かける評価を読んでみると、筋少の集大成的作品として聴いておくべき曲のようですね。
360=379サンも聴いてみませんか?

それにしても猫のテブクロの買取価格が20円とは酷い。
0383名無し02/03/03 05:40ID:Rq4ksMLe
最近、キラキラと輝くものばかり聴いてる、機械サイコー
0384こんな異国の果てで 死に行くとわ・・02/03/03 13:27ID:???

サンフランシスコ10イヤ−ズアフターは良いね。
初めて聴いた時は鳥ハダが立ったよ。
今でも聴くと感慨深いものがある。

サンフランシスコにはKISSのカバ−なんかも入ってるね。



0385名無しさん@お腹いっぱい。02/03/03 13:33ID:???
漏れの極私的意見
断罪以降はめちゃめちゃ停滞してた。
それを一気に打破したのがステーシー。
ステーシーとキラキラが後期のピーク。
最後の聖戦はまたテンション落ちてる。
銀輪部隊は買ってすぐCDウォークマンにいれて、
電車の中できいたが泣きそうになって困った。
若かった漏れ。
0386名無しさん@お腹いっぱい。02/03/03 14:01ID:???
ステーシーとキラキラはヒカってたなー。
俺は初期マンセー派だけど、初期とはまた違う味わいが。
038736002/03/03 16:00ID:a9GMGoBP
>>382
聴こうとは思ってるんですが、どこでも売っているぶん買うきっかけがなくて。
ちなみに私の一番好きな筋少のアルバムは「レティクル座妄想」だったりします。
ここでは不評なのかな?
0388もうひとりの26歳男02/03/03 16:13ID:yFRNelGx
>全くタイプの異なる橘高と本城をいかに絡めるか
この点につき、僭越ながらもう少し解説したいと思います。

まず橘高ですが、これは皆さん周知の通り、「ハードロックバカ一代」ですね。
70〜80年代のギターヒーローへひたすらオマージュを捧げるスタイル。
とりわけ、ランディー・ローズは水玉コスプレまでしてましたね。
あと、忘れてはならないのがブライアン・メイ。
橘高のギターオーケストレーションは、人間国宝に指定すべきです。

インタビューによると、橘高のギターヒーローはエディ・ヴァン・ヘイレンまで、
だそうです。が、筋少加入を機に、アルージュ時代売りにしていたエディ的な
タッピングとアーミングを捨てた。と同時に自らに課したテーマが、「決めソロ」
を作らないこと。なんと全てのソロをアドリブでこなしていたのだ。
また、90年代的ギターヒーローには欠かせないスウィープもしない宣言。
真の早弾きとは、一音一音ピッキングするものだ、という信念に基づいて
いたものと思われる。

サウンドは、ギブソンV・マーシャル・オーヴァードライヴとワウペダルのみの
質実剛健な音。

私見ですが、橘高の作る曲はあまり面白くないんですよね、僕にとっては。
ユーフォーリア、XYZを聴いてそう思いました。単に正統派ハードロック、
ヘヴィメタルがあまり好きじゃないって事もあるんですが。
なんと言うか、決して目新しいものは無いわけですよ。過去へのオマージュに
すぎないから。ただでさえ、ここ十年はそういったサウンドに逆風が吹いてた
と思うんです。が、一方で今日的なメタル・・・いわゆるラウド・ヘヴィ系の
台頭というムーブメントがあって。例えばアンスラックスやパンテラを源流と
したようなバンドがいっぱいあるじゃないですか。こうした動きに敏感であれば、
あるいはもっと橘高サウンドも奥行きを見せたのかなあと思うんです。

で、何が言いたいかというと、こうした橘高サウンドへ奥行きをもたらしていた
のが本城だったのではないか、ということです。

0389もうひとりの26歳男02/03/03 16:50ID:yFRNelGx
次に本城です。

ルーツはレッド・ツェッペリン、ハードロックはKISSや初期アイアンメイデンまで、
そこからパンクに走り、言ってみれば80年代初頭の新宿のライブハウス系、日本の
パンク〜ニューウェーブの隆盛をモロに肌で体感してきた世代ですね。
有頂天などを経て筋少に加入するまでの間に、ファンクバンドなども
経験していたようです。

察するに、この人は「時代の空気」を読むのが鋭敏だったようです。
〜ハードロックがどんどんテクニカルな方向性になっていって(聴くのが)ダメになった〜
と言ってパンクに走ったあたりが。思えば、髪おっ立てが全盛のバンドブーム期に、
いち早く髪型をドレッドにしていたのもこの人ですし、パソコンを作曲に役立てるように
なったのも早かったですよね。筋少時代も、ことあるごとにやれジーザスジョーンズが、
やれレッチリが、とか言ってましたしね。つくづく、「同時代性」にこだわる人だと思い
ます。この辺が、橘高と好対照だったと思います。

また、〜弾いてみると簡単なのに、キャッチーなフレーズが好き〜とインタビューで
語っていた本城。これもまた、ストイックにテクニックを追求する橘高と好対照です。

サウンドは・・・色々、というかw。とにかくエフェクターを駆使する人でしたね。
ストラトのイメージが強いんですが・・・。
例えば、「これでいいのだ」「イワンのばか」でのノイジーなギターソロ。
「電波ブギー」のロケンローなソロ。あるいは、月光蟲の「プラネタリウム」
「宗教」で見せたファンキーなカッティング。タテノリの橘高にヨコノリを
加えて、ってモロにミクスチャーじゃないか、と。レッチリ等の当時の
「ミクスチャー」シーン(いわゆるファンクハードロック)への日本からの
回答だ!!とすら思いましたよ。そして「カーネーション〜」ではようやく
今様ヘヴィネスな楽曲を書いてたし。

何が言いたいか、というと本城の懐の深いプレイスタイルが、
橘高をメタル浦島太郎にさせなかったんだ、ということです。

ただ・・・・・・本城の書く楽曲はパクリが多いですね(苦笑)
「世界の果て」はモロレッチリだし、「生きてあげようかな」は
もろXTCだし。
まあそれは橘高の「イワンのばか」も同様だったりしますが。
0390名無しさん@お腹いっぱい。02/03/03 17:19ID:0KDd8oD5
>>388-389
むっちゃ興味深く読ませていただきました。
ルーツとなったアーティストをよく知らないのが哀しいとこですが・・
なんかスレッドが「濃く」なってきましたね。もっと音楽的見地からの意見きぼん。
0391名無しさん@お腹いっぱい。02/03/03 18:24ID:bA5oilzx
「世界の果て」はパクリというか
もはやコピーの域
0392もうひとりの26歳男02/03/03 19:22ID:yFRNelGx
>>390
>>391
レスついて嬉しいなあ。ありがとうございます。

で、パクリ話ついでに思うんですが、好きな音楽を追求しすぎるってのも良し悪し
かなあ、と。正直、橘高の曲も本城の曲も、筋少のヴァラエティの一環だからこそ
聴けるんではなかろうか、と。ルーツが明確に見えすぎてしまう作品、ジャンル分け
が容易な作品では、あまたあるバンドの中から抜きん出るのは難しかったと思うんです。
いわゆる小器用なバンドで終わってた、というか。

だからこそ大槻の存在が大きかったのだと思います。ギタリスト達がつくる楽曲より、
音楽をまるで知らない大槻の曲の方が、既視感なくかつキャッチーな作品を作っていた
と思います。たとえそれが鼻歌にすぎないとしてもw。ただ、かの小林阿星センセイも
鼻歌で楽曲の最終チェックをするといいますからね。そう、鼻歌作曲の大槻は、知らず
歌謡曲の方法論に従っていたと言えるでしょう。

そのプリミティブな鼻歌に、ルーツの違うギタリストが互いに個性を主張
しあった事で生まれたケミストリーこそが、筋少だと思うのです。
少なくとも筋少は、ファンクハードロックだとか、テクノとロックの融合だとか、
いわゆる1足す1の方法論が騒がれていた90年頃の世界の音楽シーンに先駆け、
既に1足す1足す1の方法論を実践していたのだ、と言ったら言いすぎでしょうか。
0393もうひとりの26歳男02/03/03 19:30ID:yFRNelGx
つづき
また、橘高や本城の曲が嫌味にならないのも、大槻というオチ(笑)が
つくからこそ、だと思いますし。


ただ、大槻が筋少に弱点をもたらした、とも思うのです。
それは、本城も共犯と言えるでしょう。

それは、本城のつくるポップな楽曲が、ことごとく大槻の歌唱力に
合ってないということです。

生来の音痴を逆手に取った、ハイテンションな絶叫こそが
大槻の魅力であったのに、本城のメロディラインを歌うべく
オクターブを落としてモゴモゴと可愛らしく歌い始めた
「エリーゼ」の頃から、『なんかテンション下がってるなあ』
と思われた男性は案外多いんじゃないかと思うのです。
0394もうひとりの26歳男02/03/03 19:58ID:yFRNelGx
そんなボクは、アルバムでは特にエリーゼ以降、年々テンションが
落ちていってるなあと思っております。例外的に、「レティクル」は
アルバムを通して出来がいいと思いますが、その後のは正直聴いてられ
なかったというか(あくまで私見ですので、ご容赦願います)。

でも、個々の楽曲単位では好きなものもありますので、それについて
どのような点が『既視感なくキャッチー』だと思ったか述べたいと
思います。

「氷の世界」;原曲のブリッジ部分の、印象的なハーモニカのフレーズを
       取り去るという荒業に出た意欲作。最初のソロが本城の
       アバンギャルドなギター、そして次に『氷の世界なのに
       暑苦しいソロになってしまった』と本人が語る橘高のソロ。
       ここまでこの原曲を我が物にしたアーティストは、他に
       いないと言えよう。
       「タッタッタッタラッタラッタッタッ」という、単音リフが
       印象的。この頃の本城の、カッティングに変わる新たな得意技。
       
0395名無しさん@お腹いっぱい。02/03/03 20:26ID:oYUWpXvf
http://www.kids.co.jp/King-Show/disco/html/alb.html

0396名無しさん@お腹いっぱい。02/03/03 20:46ID:tUKFrfqQ
読み応えのあるレスありがとう!
0397アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカス02/03/04 19:29ID:PV+EODek
>もうひとりの26歳男さん
かなり詳細かつ理論的な意見で、その豊富な知識量と耳の良さにただただ脱帽です。
筋少を語るに、僕よりも相応しいひとが現れたようですので、僕はしばらくROMにまわります。
他のメンバーの音楽的な側面など、もっともっと語って頂きたいことだらけです。
それにしても、皆さん筋少が本当に好きなんですね。楽しい一時でした。
聴いたことがない人は是非、その世界を体験してみて下さい。
それでは。
0398 02/03/04 20:56ID:???
オフィで、「オーケンデビュー15周年記念ソロアルバム」に入れて欲しい曲の
リクエスト受け付けているぞっ!
0399名無しさん@お腹いっぱい。02/03/04 21:02ID:8yGftKym
だれか、バンプの「K」が筋少の大水銀収録の「遺言動物ドルバッキー」のパクリだって事を指摘してくれよ。
0400珈琲 ◆Cafe5bH2 02/03/04 21:25ID:pc1ibV0+
電車セカンド買った。おもろい。
0401名無しさん@お腹いっぱい。02/03/04 23:13ID:JjUDdrMZ
すいません、筋少シロウトの私に内田&大田の筋少リズム隊の
良さ、特徴を解説してください。
0402名無しさん@お腹いっぱい。02/03/05 01:07ID:DWQh3a0i
セルフカバーですか。
悲しくなるよ。
0403もうひとりの26歳男02/03/05 01:50ID:SuAoUhUB
>>367 アンテナ売りの少年の脳髄のなかで繰り広げられたサーカスさん
お褒めにあずかり光栄です。
ROMに隠居しないで、私の知ったかぶりの補完をお願いしますよ(笑)。

>>401
いっぺん乗ってしまった以上(笑)、僭越ながら
解説させていただきたいと思います。

内田:ハードロック、プログレ、歌謡曲に造詣が深い。
   筋少にバラエティに富んだ楽曲を提供し続けてきた。
   大作主義かと思えば、GSっぽい「内田のラブソング」をつくってみたり(笑)。
   その振幅の大きなソングライティング能力こそが魅力です。  
   本城の作曲を、同時代性を追及したタテ軸を重んじたものだとしたら、
   内田の作曲は、引き出しの多さという点でヨコ軸にたとえられるでしょう。
 
   けっして派手なタイプのベーシストではないが、
   堅実なプレイをする方だと思います。
   未見ですが、ベースの教則ビデオも出してたはず。
   スペクターのベースをブリブリに歪ませてたのが印象的でした。
   何かのインタビューで橘高が、内田の音作りについて、
  「俺も低音にこだわってトレブル1とかだけどさあ、
   内田のやつ、トレブル0なんだもん」
   ・・・とか言ってました(笑)。
   アタック音の強いハッキリした音ではなく、何弾いてるか分かりづらい
   おどろおどろしい音を志向していたように思われます。
   この音こそが、筋少の妖しい世界観の構築に一役買っていたと思うと
   同時に、ベース厨房工房はかなり泣かされたのではないかとも思う次第
   です(かく言う私も・・・オカズが分かりにくいんだよ!)。

   筋少時代、さかんに筋少以外の活動もこなしていた内田。
   ブラックサバスの完コピバンド「ブラック菩薩」や、ディープパープル
   がらみでは「パープディープル」など(ちなみに橘高は、ローリーと
   「ちーぷとっくり」なんてのもやってましたね )。
   「パープディープル」参加をきっかけに、内田は、レインボーや
   ディープパープルのトリビュート盤にも参加したり。
   あそびで野口五郎バンドがどうとか、とも言ってたなあ。

   さて、私見です。
   以前にも違う名前で書いたのですが、つくづく内田がスラップを
   しなかった(できなかった?)のが惜しまれるのです。
   本城の黒ノリを受け止められるベーシストでなかった、という点で
   筋少は「僕の宗教〜」からつながるファンクという引き出しを、
   それ以上開けられずじまいだったと思うのですが・・・。  
0404もうひとりの26歳男02/03/05 02:17ID:SuAoUhUB
つづき

次は太田についてですが、その前に私の太田にまつわる思い出話をひとつ。
ちょうど私が厨房の頃、X好きな友人と激論になりまして。
友人「日本一のドラマーはやっぱYOSHIKIだっぺ。
   ツーバス日本最速だかんよう」
私 「ばーか、ツーバスで体壊してるヤツなんてヘチョイっつうの。
   やっぱ筋少の太田だっぺ。ツーバス安定感あるしよう、オカズ
   がすげーもん」
友人「でもYOSHIKIはピアノ弾けっかんね」
私 「太田だって弾けっから」
友人「でもYOSHIKIの方が断然見た目いいべ」
私 「キモチ悪ぃんだよ。カマくせえ。太田は漢(オトコ)らしいかんね」
友人「でもしょせん筋少はおーつきが歌ヘタだもん。
   コミックバンドだっぺ。かっこ悪ぃんだよ」
私 「・・・・・・(言い返す言葉が見つからず)」   
余談でした。

さて。
太田:ハードロックな男。と同時に、何気にピアノも弾ける。
   サーカス団の武道館ライブビデオでも弾いてましたね。 
   現在はジャズ方面で活躍しておられるんでしたっけか?
   (この辺誰か補完求む)
   卓越したテクニックにより、筋少末期には各方面でバックバンドを
   こなしていた。

   たしかシンバルが大小13枚のセットを使っていたとか。
   やたらオカズが多く、非常に自己主張の強いドラミング
   だと思いました。

   アルバムにクレジットされた太田の曲は少ないようですが・・・。
   バラードのイメージが強いですね。こう言っては難ですが、
   太田の曲って全然引っかからないんだよなあ・・・。

   ハードロックバンド、という事が前提だったからでしょうか。
   もっと裏打ちの曲があれば面白かったと思うのですが。
   「ズンズンタンツカツカツンタン」というリズム
   (これ何て言うんでしょうか)
   が初めて登場したのが、ようやく「ダメ人間」からですし。
   「労働者M」なんか、もっとディスコビートを強調したほうが
   かっこよかったのでは、とも思うのですが。
   まあその辺も、太田が叩けてもベースのノリが違うから・・・、
   といった事情があって裏打ちにしなかったのかも知れません。
   つくづく内田がもっとファンキーだったらなあ、と(以下ボヤキ)

・・・・・・スイマセン、殆ど私見に終始してしまいました。
ドラムの事は全然わからないんで、この辺でご勘弁を(苦笑)。
040540102/03/05 08:56ID:obH5AIxO
>>もうひとりの26歳男 様
丁寧な解説をしていただき、ありがとうございます。
今特撮を聴いているのですがやっぱり内田参加の1stが一番良かったと
思っているのですが、具体的にどう良いのか判らなかったのが。
>アタック音の強いハッキリした音ではなく、何弾いてるか分かりづらい
>おどろおどろしい音を志向していたように思われます。
>この音こそが、筋少の妖しい世界観の構築に一役買っていた
を読んで何となく判ったように思います。

あと太田さんはピアノも弾けるとは知りませんでした。やっぱシロウトだな、俺。
0406またんご2802/03/05 12:20ID:3seWHrpW
上の書き込みを読んで思ったんだけど、
内田程のテクニシャンがスラップ出来無いとは考えにくい。
出来るけどあえてやらなかった、と考えるべき。
筋少のアレンジには、定石と違う方法が多い。
ギターリフはメタルなのにベース/ドラムがメタルじゃなかったり。
そーゆー「ハズシ」「ズレ」こそ、筋少の魅力、実力の一つであり、
彼等の美学だと思う。

太田も同様。
この人もまた、「普通」や「定石」をかなり嫌うタイプだと思う。
あくまで基礎をキチンと出来た上での事だが。
太田はハードロックからスタートしたかもしれんが、
あのシンバル類やタムの使い方、音色は、
ハードロックだけでなく、プログレ、ジャズ、フュージョンの影響が大きい。
彼の好きなドラマーの名を見てもそれがよく解る。
オカズについては橘高からの要望、指示を受け入れていた事もあり、
結果多くなった曲もあるようだ。

この筋少リズム隊の2人は、一見(一聴)地味だが、
堅実なテクニックと豊富なアイディア、理論、美学で、
筋少の楽曲を支えていた、或いは牽引していたという点において
非常に似ている。
性格的にも、太田→お父さん、内田→お爺さん、で似ている。
どのプレイヤーにも言える事だが、性格がプレイに反映されるねー。
0407またんご2802/03/05 12:42ID:3seWHrpW
それにしても自宅にいながらにして、
こんなにマニアックな筋少話が出来る(読める)とは
イイ時代になったものだ。
自分が筋少にはまっていた十代の頃、
周りはビートパンク系とかプリプリ、Xファンばかりで
肩身の狭い思いというか孤独を感じたものだ。
特にバンドのメンバー募集の時、
筋少、オーケンの名を出せば大抵笑われたよ。
B.C.Bのせいで。
もしヒット曲が「いくじなし」「またんご」「さんふら」
とかだったらなー、と何度思った事か。

現在、オーケンや筋少、特撮ってのは、
十代の少年少女にどれだけの影響を与えているのだろう?
自分が十代の頃、うじきつよしやなぎらけんいちはただのタレントだと思っていたが、
オーケンもそういう感じで見られているのだろうか?
だとしたら、少し残念だ。

0408名無しさん@お腹いっぱい。02/03/05 14:58ID:???
内田はスラップ出来ないと教則ビデオで言っている。
又、指弾きも痛いからイヤだとも言っているよ。
0409名無しさん@お腹いっぱい。02/03/05 15:37ID:+wjWxZag
>407
当方15歳の後追いファンです。
初めて筋少聴いた時は凄ぇ!って思いました(歌詞もサウンドも)。
一番好きな曲はイワンのバカかな
0410名無しさん@お腹いっぱい。02/03/05 20:01ID:???
イワンがいいって人が多いっすね。
漏れは断然パブロフの方がいいんすけど。
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