>>932
地デジの周波数は470〜700MHz帯。通称UHF。
昔のアナログ放送で使われてたVHF帯(NHK,OBS)よりは確率は低いけど、
夏になると太陽活動の影響でEスポ(スポラディックE層)という電離層が上空に出現する。

こいつはVHFやUHFの電波を反射するので、普段は届かない地域に伝播が伝搬する。
稀に関東から西日本や九州の電波を受信することもできるようになる。

ちなみに、電波は音波のように媒質を必要としないから、空気中でもほぼ影響なく進める。
UHF帯の空気や降雨による伝搬損失は無視できるほど低い(0ではない)。
ただしBS/CSなど衛星放送は周波数が高い(SHF帯)なので、降雨減衰が起きて大雨で映らなくなる。

>>978
地殻は電波を通しません。中央構造線とは無関係です。
アースされたアンテナ(空中線)を使えば、直接波だけでなく、地表に沿って電波が伝わります。
これを地表波と言います。LF(長波)帯なら結構届きます。
ブラジルの電波を拾うのは、主にHF(短波)帯ですね。短波はF層と地表で反射を繰り返して
地球の裏側まで届きますよ。間違っても中央構造線の割れ目に電波が落ちるなんて言わないでw