宮崎県の男性と女性をあらわす言葉に、タイトルの二つ『いもがらぼくと』および『日向(ひゅうが)かぼちゃ』という言葉があります。

まず『いもがらぼくと』。
“いも”はサトイモ。
“がら”は茎。
“ぼくと”は木刀を意味し、
すなわち『サトイモの茎でできた木刀』

何かを叩くとすぐぼきっと折れて役に立たない、中身がない、使い物にならない。という意味になります。

次に『ひゅうがかぼちゃ』
これは、皮は黒くてごつごつしている見た目はひどいけど気立てはとてもいいですよ。という言葉らしいです。

事の由来は、神武天皇が住処を都に移す際、『仕事のできる男』と『美しい女性』をみんな連れて行ってしまい、
宮崎には前述のような人間ばかり残ったという事だそうです。