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２９日夜、大分市の繁華街の路地裏で３０代の女性が倒れて死亡しているのが見つかり、警察は遺体の状況から転落したものとみて、詳しく調べています。

２９日夜１１時ごろ、大分市都町２丁目の繁華街の路地裏で女性が倒れているのを、近くの飲食店の従業員が見つけて通報し、警察官が駆けつけて、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、女性は頭や手などの骨が折れていましたが、刺されたり、殴られたりしたような跡はなく、遺体の状態から転落したとみられるということです。
また、ワンピース姿に素足で、靴などを履いておらず、所持品はなかったということです。
３０日朝になって、女性の両親が捜索願いを出そうと警察署を訪れたことから、身元は大分市の会社員、三宮万葉さん（３１）だと分かりました。
両親は「おとといの夜に外出したあと、連絡がつかなくなった」と話しているということです。
現場は飲食店などが入るビルとビルの間の狭い路地で、警察は３１日以降、司法解剖などを行って詳しい死因やいきさつを調べることにしています。