ＮＨＫ総合長崎
平和祈念式典のテント設営 台風接近でも実施

台風５号の接近に伴って８月６日から県内でも天気が荒れ始めるおそれがあることから、長崎市は、
８月９日の長崎原爆の日に行われる平和祈念式典に向けて８月４日に予定していた平和公園での大型テントの設営を延期せず予定通り設置しました。
長崎原爆の日に平和祈念式典が行われる長崎県長崎市松山町の平和公園では、強い日ざしや雨から参列する被爆者や遺族を守るため毎年、大型のテントが設置されています。
しかし強い台風５号が九州に接近し、８月６日には県内でも天気が荒れ始めるおそれがあることから、
長崎市は強風によってテントが倒れる危険性を考えましたが、８月４日予定していた大型テントの設営を田上富久長崎市長の設置ＧＯサインが出たため、強行手段で設営することにしました。
このため、８月４日は会場に午前中からクレーンなどを使ってテントの支柱や白い布を搬入する作業をし、イスや大型テントにテープなどで補強し、台風で飛ばされないようにしました。
また台風の影響で、毎年開催２日前の８月７日に行われている式典のリハーサルは、長崎県長崎市茂里町の長崎ブリックホールで行われることになりました。
長崎市は８月５日までに台風などのテストを行い、８月７日夕方に行われる平和記念式典のリハーサルまでにテントの設営や参列者が座るイスの設置など台風での影響がなかったか確認したいとしています。
08/04 11:01
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035713741.html