ずばりいうが、有事法制は権力の自滅をもしめすことにもなるかもね。
理由、労働階級にとってそれは死活的になっているから、権力側はそれらの
ウイングにはてはかけられない。
航空関係者は、たいてい有事法制を直にくらうわけ。
テロや戦争にまきこまれたら、死ぬから。アメリカはその先をいっているし。
だから、反対は必死であり命がけとなる。そもそも航空関係者は自衛隊あがり
のエリートがおおく左翼嫌いであった人が、中核派・革マルとかと共闘するようになっているし。
つまり権力サイドにおくべきものをおいやっているということ。
それを承知して法律で命令違反したものを逮捕するとしたのも、余計に闘争が激化するのをしらないよう。
戦前もそれはあったし。国民感情は北朝鮮であおられているが、いざとなったら
失業闘争と連帯したらよいし、なんかこれまで一応、自民党政府は懐柔したりして
最後の手段として過激派をうきあがらせてきたものから、拡大してきたように思われる。
だけどそれはなんだか権力の末期としてしか俺にはうつらないね。

乗務員にしたって、リストラされたものだけでなく、非正規も不安だろう。
いつ解雇になるかわからない年間契約だし。ストレスたまるし、賃金もすくない。
だから、日本の労働運動は、彼ら彼女らも組織化しなくてはならないということだろうね。

いずれにせよ、懐柔政策の放棄は、かなり深刻になるだろうね。権力にとってそれは。