ま、常不軽菩薩の精神を受け継ぐ天台僧ならば、相手が善人であろうが悪人であろうが関係なく、善悪関係なく全ての人を救うべき。

それが「仏法」というもの。

その仏法を忘れて世法に目がくらんで「あいつは悪人だから許せない、罰してやる」などと思い上がっている坊主は、仏法の恥さらし。恥知らず。身の程知らず。

相手を悪人だと決めつけているのはその坊主の自身の「識」だということがわからんようでは、坊主をやっている資格はない。やめてしまえ!

(おわり)