生産の国内外比率は80年代初頭の日本に近いな。四半世紀ズレてるわけだ。
日本はまず最大市場の北米に生産工場を作ることから始めて、四苦八苦しながら
現地に根付いていった。ホンダが82年、日産が83年に米国工場を稼働させている。
当時の様子はロン・ハワード監督の映画「ガン・ホー」なんかに描かれていて、
アメリカ人労働者がラジオ体操をするシュールな光景が見られる。
現在、米国内での日本車販売台数のうちホンダは80%が北米内生産車、日産も
ほぼそれに近いはず。トヨタはもう少し低いと思うけど60%は越えてるだろう。

対してヒョンデーは、2年前にアラバマ工場を作ったのが初めてで、現在でも
ほとんどが韓国からの輸入車の筈だが、それでも価格優位性があるってのは
どんだけ原価低いんだ…って話になるよなあ。