世の中には敵として定めても意味を成さない存在がある
例外中の例外である存在であるぼくは
最初から誰も敵に定めていないのはこれまで述べた通りだが

君からしてみれば僕は「最悪な天敵」なのかな?

君は俺を敵として定める限り永久に勝利する事も目的を達する事も出来ない

君にとっては目的が達成出来なければそれが敗北、なんだっけ?

だがその敗北は僕によるものではない
君が君を鏡に投影しそのまま敗北として跳ね返っているだけの事さ

君は懸命に君の愚かさという敵と生涯戦っているだけなのさ