業務上横領容疑で教頭を市が告訴
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024564061.html

姫路市の小学校の教頭が、領収書を偽造して児童の登下校見守り事業などの経費およそ73万円を着服していたとして、業務上横領の疑いで警察に告訴されました。

告訴されたのは、姫路市の市立小学校に勤める53歳の男性の教頭です。

姫路市教育委員会によりますと、この教頭は去年3月までの3年間に、偽造した領収書を使って市から地元の自治会などに委託された児童の登下校見守り事業や人権教育の推進事業などの経費あわせておよそ73万円を着服していたということです。

調べに対し教頭は、「購入していないお茶菓子を購入したように見せかけるなどして、架空の領収書を作った」と話し、領収書の偽造を認めているということです。

このため姫路市は、教頭を業務上横領の疑いで警察に告訴しました。

これについて姫路市教育委員会の中川靖敏学校教育部長は、「教育への信用を失墜させ、誠に申し訳ない。再発防止に努めたい」と話しています。