死体遺棄容疑 69歳女を逮捕 2遺体、夫と義母か 神戸

自宅に2遺体を放置したとして、兵庫県警灘署は30日、神戸市灘区灘北通8、無職、山本カズ子容疑者(69)を死体遺棄容疑で逮捕した。
3人家族で、同居する60代の夫、80代の義母と連絡が取れないことから、同署はこの2人とみて調べている。
「死体を放置した。誰にも知らせなかった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、今年9月中旬ごろ、市営住宅6階の自宅に男女2遺体を放置した、としている。
同署によると、29日午後4時半ごろ住宅の管理人から「異臭がする」と110番があり、同署員が訪れたところ、山本容疑者が自宅におり、別々の部屋で男女2遺体が見つかった。
遺体に目立った外傷はなく、腐敗が進んでおり、死後2週間程度とみられる。同署は死亡した経緯などを調べている。