「日本遺産」認定の篠山市、デカンショ節の里をドローンで空撮　兵庫

文化庁の「日本遺産」に「丹波篠山デカンショ節」が認定されたのを受け、篠山市日本遺産推進協議会が、小型無人機のドローンを使った市内名所の空撮に乗り出した。
最新の情報通信技術を使った観光案内板を設置、空撮動画を楽しめるようにする。

同市は、「日本遺産丹波篠山電脳案内板」を市内の観光スポットなどに設置する計画で、この案内板にスマートホンなどをかざせば、
その地域に関連した名所などの空撮動画が見られるようにする。篠山城跡周辺など３６カ所程度を撮影する予定。
日本語のほか、英語などの外国語にも対応するという。

案内板は今年度内に５０カ所設置。来年度から利用できるようにし、日本遺産のまちをアピールする。

日本遺産は今年４月、全国で１８件が初認定された。地域の歴史や文化、伝統を伝えるストーリー（物語）性を重視し、
地方の振興に結びつけるのが狙いで、平成３２（２０２０）年の東京五輪・パラリンピックまでに１００件程度を認定する方向にある。

http://www.sankei.com/region/news/151031/rgn1510310062-n1.html