ふるさと名物応援宣言 西脇市と多可町、播州織を全国発信 県内初 /兵庫

毎日新聞2016年1月29日 地方版

 西脇市と多可町は28日、伝統産業の播州織を全国に発信する
「ふるさと名物応援宣言」をした。宣言することで国の補助金が
優先採択されるなどのメリットがあり、応援宣言は県内初という。
 昨年の中小企業地域資源活用促進法の改正で始まった制度。
「ふるさと名物」を指定して応援宣言し、地域を挙げたブランド
力強化や活性化を進めることで、販路開拓や海外出展などへの補
助、人材育成で国の支援が優先的に受けられる。

 また、播州織の歴史や特長、製品などが中小企業庁のポータル
サイト「ミラサポ」で情報発信される。播州織は両市町に共通す
る地場産業のため、西脇市が多可町に共同宣言を呼びかけたとい
う。【姜弘修】

〔播磨・姫路版〕