共産党の天皇制に対する考え方
「天皇条項については、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。
一人の個人が世襲で象徴となる現制度は、民主主義と人間の平等の原則と両立するものでなく、
民主共和制を実現すべき立場に立つ。
 天皇制の存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決すべき」
 昔と異なり、言葉を選んではいるものの、天皇制の「存廃」を「解決」というのは
「そのうち廃止したい」とも読めるだろう。そのスタンスであれば、元号について否
定的なのもよくわかる。ただ、天皇制をなくすということは、現行の日本国憲法を改
正することになるのだが……。