10歳くらいの頃、野良子猫をまとめて3匹ひろってきた
ある日いなくなった。しばらくは、悲しくて猫をさがしまわりつづけてた
母猫のところにもどったのかなあと、なんとなく思っていた

23歳くらいのとき、酒に酔った祖母が「あの猫を捨てにいったときは切なかったねえ」と発言
母は「あっ!この子には秘密にしてたのに!!!」
私ポカーン

その時点から13年も前だから、猫はもう死んでいるだろう
商売してるのに猫をうろうろさせて迷惑をかけただろう
家族が猫を捨てたのだけど、私が猫をひろいさえしなければそんなことをさせずにすんだだろう

いろいろ思うけど、なによりショックで傷ついたのは、私に秘密にされてたことだった
疎外されていたのはショックだった
ちゃんと、家では飼えないと説明してくれれば、理解できた。猫にちゃんとした飼い主をさがして上げたかった。

あれから更に10年くらいたった
まだ忘れられない
子供相手でも、大切なことはきちんとはなす、あるいは墓までもっていこうとおもう

同僚が、幼稚園の息子の飼い亀が死んだが、いなくなっちゃったことにしている話しを昨日きいてフラッシュバックした
子供でも死はわかる。弔いもわかる。疎外と不信感がつらいから墓まで持って行って!と力説してしまったORZ