子供のころ、友人(大地主の家の子)宅に遊びに行ったときのこと。
友人やその兄弟たちと一緒に敷地の一角である山にあがり、
藪の中を掻き分けて突き進んでいったら骨があった。
理科室に飾られているような、あの人骨そっくりで
これはなんだろ?と薄気味が悪くなり、持っていた棒で払いのけてしまった。
この件については、子供だった自分にはわけがわからずみなかったことにした。
それからしばらくたってからのこと。
アンパン中毒の小僧がそのやぶの中で死体で発見されるという事件があった。