胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(105)
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0274おさかなくわえた名無しさん
2012/01/06(金) 13:58:11.27ID:SzaITtxt誰もいない
お風呂場を開ける音がして振り返ると
全身蝋を垂らした彼が突然妙な踊りをして私の前に…
「ごめんねごめんね〜」普段ナルシストな彼の妖怪姿と斜め上の姿に爆笑して過呼吸になってると彼は
「笑ってくれた。もう一度付き合えるよね?
Aから私子はもっと楽しい時間を過ごしたいと聞いたよ。
これもAがネットで用意してくれた。あいつには感謝してる」
と言いその妖怪みたいな蝋は熱くないのか聞くと顔をひきつらせて
「パーティー用のらしくて熱くない」と言い固まった顔で笑顔を作ると
口の周りの蝋がボロっと取れました。
私は笑っちゃいけないと思って耐えてましたが、もう涙が出るほど爆笑すると彼は嬉しそうに
「あはは」と自分を笑ってました。
自分で笑ってるよ!と一人で突っ込んでみたらますます笑いが止まらなくなりました。
私が笑うと嬉しそうにカエルみたいな動きをしていました。
私は「でももう浮気する人とは付き合えない」と笑いが止まらない声で言って彼の家を去りました。
最後ドアを閉める時も蝋で体が動かず
蝋の隙間から私を見てる元彼の目と合うと
もう笑いが堪えきれずぜいぜいしながら逃げるように彼家を去りました。
帰り間際A君に「色々ごめんね。ありがとう。」と言うと
「あいつ調子乗ってるし俺もちょっとむかついた事あったからさ。
私子は好い人見つけて幸せになれよ。」
と言ってくれました。
嘘みたいな本当の話です。
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