個人が特定されそうだが、とある教科の先生のお話。DQN対DQNになるかな。

東京のある大学出身のその先生は、剣道で全国制覇するほどの
腕前で、在学中は寮生活をしていたらしい。
先生の学生生活は、下らない遊びがすべてだったようで、授業中は昔話で盛り上げてくれる。
映画のメジャーリーグだっけ?で椅子に並んで座り、ダンダンと足を鳴らしてから組む、ってシーンがあったらしく
それをみんなで旅先の電車の中でやってみた、とか。
あとは後輩に真冬のコンビニまで海パンで買い物に行かせたり
買い物かごに入れたはいいが財布忘れましたなどと言って帰る、など
迷惑をかけるイタズラが多かったよう。営業妨害になりそうなことも多数…
そんなこんなで馬鹿ながらもエンジョイしてそうなところに、ある日の深夜、暴走族が現れた。
学生寮の近くだと知ってか知らずか、長い間爆音を轟かせていたらしい。
そこでもうぶち切れですよ。
その寮には、当然剣道部だけでなく他のクラブの猛者達も多数いたわけで
レスリング部や相撲部、それに先生がいた剣道部もが一斉に出ていったそうな。
そして寮の前の道路に漢どもが立ち塞がり、やってきた暴走族と対峙する形に。
バイクから下りたらただの人な奴等が運動部全国レベルの人間に勝てるはずもなく
ほとんど暴力無しで圧倒的な勝利をおさめることに。
その後、暴走族達は夜明けまでコンビニの駐車場で一列に並び、正座をさせられたとさ。
先生曰く、昔はDQNにDQNで対抗し懲らしめるのは当たり前。住民達もありがたがった。とのこと。