帰宅途中に親子連れの外国人と遭った。
父親のほうが辞書を片手に「コンニチハ」と
道行く人に話しかけていたがことごとく無視されていた。
人見知りなのか、父親の服のすそをつかんで
隠れるようにこっちを見ている子供(6〜7才?)がかわいかったので
父親に話しかけられた時に「こんにちは」と返したら
「日本語の勉強中で色々な人に話しかけているが、返事してくれたのはあなたが初めて」
「この子の母親を探しに日本に来た」
「母親が他の男と一緒にこのあたりに住んでいるのはわかっている」
「どうしてもこの子と母親を再会させてあげたい」
と、波乱万丈な人生を訊きもしないのに語り始めた。
適当に はあそうですか大変ですね見つかるといいね と返していたら
「話を親身になって聞いてくれる!アリガトウ!この子の母親になってくれ!」と言われ、
小さい紙に息子と父親の名前と携帯番号を書いて渡された。

そんなことをすっかり忘れていたら
一年半後に同じ場所でばったりその親子に会ってしまったorz
「紙を無くしたのか?連絡待ってる」と
再度息子と父親の名前と携帯番号を書いて渡された。

子供の母親は一度見つけたが逃げられ、再度探しているところらしい。