勤めてるスナックに来るお客
いつもなぜだかテンガロンハットをかぶってくる・・春夏秋冬、季節問わず・・・

カウンターはそんなに隣との幅が広くないので、お隣になってしまったお客さんは
テンガロンハットに威圧されて傾き座りになる

毎回なのだが、彼が10年ほど前に一人でツアーに参加して行ったヨーロッパ旅行の
写真をアルバム何冊も持ち込んで、ママに見てもらうのを待っている

ママがほかのお客さんとお話していても、ほんの少しでも目があった瞬間から
マシンガントークで、旅行写真の説明を始める
毎回同じ話を・・・

ママ曰く「なんだか小学生の男の子が学校から帰ってきてお母さんにあれこれ話してるみたいよねぇ・・」

でも、あいつ、たしか40歳近いって言ってましたぜ・・・キモイ!