マリノスタウン跡地 横浜ドーム構想 進む
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201511/CK2015112802000160.html

実現する会は、横浜の事業者など約四百会員で構成し、二〇二三年春のドーム球場オープンを目指している。
予定地はみなとみらい地区北側の、現在はサッカーJリーグの横浜F・マリノスの練習場「マリノスタウン」の跡地。
マリノスは横浜市との定期借地契約が来年五月に切れるのに合わせて練習場を新横浜に移転するため、
市は跡地を含む八万三千平方メートルの土地を利用する事業者を公募している。

構想では、新高島駅近くの利便性の高い土地で、開閉式の屋根があるドーム球場を中心に、野球以外にも
コンサートなどのイベントに利用できる複合型施設を構想する。コンサートやコンベンションなど、宿泊がともなう
イベントを誘致しやすい環境を整え、地元経済を活性化させたいとの思惑がある。

ドームの建設費には約六百億円を見込み、地元企業や市民から出資を募って運営会社を設立する。
その上で、ドームの開業を予定する二三年春に合わせてベイスターズの興行権を移管したい考えだ。