>>537
在外邦人は国民でなくなる、と主張したのは船虫なのだが。いつの間に宗旨替えしたの?
「移住」という文言の趣旨を考えれば、相当程度長期間日本から離れることが想定されるわけで。
例えば4年間外国にいれば、日本では衆参の総選挙が最低でも1回ずつ行われる。
船虫説をとると、この場合当該日本国民は治者でなくなるんだから、国民でなくなるんじゃないの?
海外においても日本国の統治に属することを認めるのなら、「定住していれば被治者」という
論証が崩れてしまうぞ。
あと、「主たる被治」というものを持ち出してしまうと、日本にいる外国人は皆本国の
主権を有しているんだから、日本より本国の被治に属しているという説明が可能になるぞ。

>「主権は固有の権利に関わるものであるため、当人が治者であることを否定しても、
>“それを理由に政府の側から”、治者否認(実際には参政権否認)することはできない」
公職選挙法24条2項は、本人からの申し出があり、それが正当と認められる場合は
選挙人名簿から抹消しなければならない旨の規定があるぞ。
つまり、行政側が本人の主張を理由に参政権を否認する場合もある。

もうひとつ、主権が「固有の権利」だというのなら、一度認められればそれを失うことはないはず。
参政権は著作者人格権と同様だと極東のスレで主張していたが、だったら、外国に永住したとしても
主権は失わない結果、「主権者ならば国民」となって、被治者でない国民ができてしまうんだが、
これは民主主義に反するんじゃないか?