>>393

「実態としての被治者が優先されるのが妥当であることは直ぐ分かる。」
が意味するのは、国民の概念を検討する局面で、「政府による契約者認定」より、
「実態としての被治者である」ということが優先される。という理解でよろしいな。

あなたの言葉による「契約論者」なる人々は、「社会契約」の意味を単に誤解しているだけだから、
もうよいのでしょう。「政府による契約者認定」という言葉自体が、自己矛盾のようでもあるし。

それよりも、国民概念が直ちに国籍ないしは参政権と結びつくことを前提としているようだが、
その方が、問題。そういう立場もあるが、極少数説にとどまる。通説は、そうはいわない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E4%B8%BB%E6%A8%A9
だけ見ても何のことかわからないが、どんな教科書でも載っている。
通説が正しいとする根拠はないし、まして、それにしたがう必要は全くないが、反対する以上、それなりの説明が要るだろう。
そもそも、>>1は国民概念の決定の話で、国籍ないし参政権の話はまた別と認識している。
この点は、>>341で少し書いたし、>>20>>23(私ではない)がすでに詳細に述べている。