■■■ 法学板総合質問スレ Part 9 ■■■
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0001法の下の名無し
2007/11/11(日) 19:44:57ID:uOS65Q4h▼注意▼注意▼注意▼注意▼注意▼注意▼注意▼注意▼注意▼注意▼
法 律 相 談 は こ こ で は 受 け 付 け て い ま せ ん
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0251法の下の名無し
2008/01/17(木) 01:34:12ID:vOg7h08d旧過失論は過失犯が成立するためには予見可能性が必要
新過失論では過失犯が成立するためには予見可能性と結果回避可能性が必要。
0252法の下の名無し
2008/01/17(木) 01:47:51ID:MF7lDtPf正当防衛と緊急避難の内容の違い教えてください。
明日テストなんです。
勉強してるんですけど
ほんとに分からなくて
0253法の下の名無し
2008/01/17(木) 14:25:31ID:vOg7h08d正当防衛=正対不正
緊急避難=正対正
簡単に言えば、正当防衛は悪いことをしている人間に対してするものなんだけど、
緊急避難はなんにも悪いことをしていない人間に対して行うもの。
0255法の下の名無し
2008/01/18(金) 17:51:53ID:elep447z0256法の下の名無し
2008/01/19(土) 00:54:06ID:oDLoG6M/就活で前期の講義ほとんど出席できなかったのでその範囲独学で対応しようとしています
その際法思想史と政治思想史の区別がよくわかりません
法思想史的な観点で解答するのはダメみたいで混同してしまって困ってます
例えば具体的にアリストテレスのどの論点が政治思想史の範囲なのでしょうか
0259法の下の名無し
2008/01/19(土) 03:44:26ID:IEob9uAnそれぞれについて説明しなさい。」
と、言う問題があるんだがどうしてもわからない。
分かる人がが居ればご教授願いたい。
0260法の下の名無し
2008/01/19(土) 10:03:48ID:BhPoSAFDヒント
司法判断の回避→自由裁量行為
憲法判断の回避→苫米地事件判決(最大判昭35.6.8)
違憲判断の回避→砂川事件判決(最大判昭34.12.16)
0261法の下の名無し
2008/01/19(土) 21:46:51ID:3N5/VCd50262法の下の名無し
2008/01/19(土) 22:06:50ID:Buxduhrkまた合意のみで成立するもの、契約書の作成を義務づけるべきものを挙げ、ぞの理由を述べよ。」
という設問なのですが教えていただきたいです。
0263法の下の名無し
2008/01/19(土) 22:17:37ID:e1W943BS0265法の下の名無し
2008/01/20(日) 00:13:30ID:ILMJ/E3Q0266法の下の名無し
2008/01/20(日) 00:49:29ID:cyPV/sRN憲法の人権規定が間接に適用されるとする説だよ。
0267法の下の名無し
2008/01/20(日) 04:26:39ID:3kSsswSp申請権を認められれば足りるということにたいして、限界がどこかという切り口で
答えたほうがいいのか?それとも期間に対する限界か?
司法権の限界と行政の自由裁量についてでは少し違うよな
誰かヒントでもいい手助けをお願いしたい
0268法の下の名無し
2008/01/20(日) 08:39:29ID:p42NcEpn大体前半であってる。二つに分けて論じればいい
@原告適格 キーワード:行訴法37条、最判昭和47年11月16日
A相当期間 キーワード:熊本地裁昭和51年12月15日判決
司法権の限界と裁量問題はここでは関係ないかと
0269法の下の名無し
2008/01/20(日) 11:01:28ID:L2eSYTZZ「商法の特徴について書け」という課題が出たのですが、
正直、ピンときません。
商法の特徴ってなんなんでしょうか?
0271法の下の名無し
2008/01/20(日) 12:46:51ID:/C8a43QN国民代表というのは国民主権とは違うのですか?
0272法の下の名無し
2008/01/20(日) 13:55:56ID:hiegmonW0273法の下の名無し
2008/01/20(日) 15:48:54ID:3kSsswSp助かった、本当に感謝する
0274法の下の名無し
2008/01/20(日) 16:17:18ID:7XiwhQEQキーワードは、純粋代表制と半代表制(半直接制)、自由委任と命令委任、普通選挙と制限選挙
国民代表と国民主権は次元の異なる概念。
両者の関係をどうとらえるかによって国民代表の意義も変わる。
0275法の下の名無し
2008/01/20(日) 16:33:41ID:rxrb6dKk0276法の下の名無し
2008/01/20(日) 22:05:35ID:vkMJPXxxWikiには「原則自主規制だが法整備はされていない」ってあるけど
これは最新の情報ですか?
0277.
2008/01/21(月) 21:29:47ID:wXgkrKT5また、「愆尤の蠧毒を主張するのでなく、刑戮を主張するのは何故か」の疑弐を有しています
0278法の下の名無し
2008/01/21(月) 21:33:59ID:dE1LqF0M0279法の下の名無し
2008/01/22(火) 00:16:18ID:NjjxTfH61グロス(6個)と勘違いをして「トイレットペーパーを10グロス買う」という契約は有効でしょうか無効でしょうか?
自分はトイレットペーパーの個数がこの契約の重要部分なので要素の錯誤にあたり無効のように思えるのですが、1グロスを6個と勘違いするという所が重大な過失にも思えてはっきりしません(汗
法律なのでどちらが正しいか決まってるわけじゃないでしょうが一般的にはどちらを支持する人が多いでしょうか?
0280法の下の名無し
2008/01/22(火) 02:56:24ID:VRD4xYzyそのような確定手続においてとくに修正申告と更正の請求はどのようなものとして位置づけられ、
また、それらの適用をめぐって問題となっている点を論じなさい。
という問題なんですが
「申告納税制度の下における納税義務の確定手続がどのようになっているかを説明し、」
の部分に対する解答がよくわかりません
それ以降の部分は教科書にそのまま書いてあったのでわかるんですが
どのように解答すればいいのでしょうか
0281法の下の名無し
2008/01/22(火) 08:16:44ID:DxwuP0Vn少年犯罪の件数は減少してるにも関わらず
少年鑑別所への送致人数は高い水準のままで、上昇傾向にあるのですが
このデータからは少年犯罪が凶悪化しているとは判断できないのでしょうか?
0282法の下の名無し
2008/01/22(火) 09:51:01ID:wR9P0hAG0283法の下の名無し
2008/01/22(火) 10:17:47ID:WS7M2UlC例えば、個人客や初めてのお客の場合、店側も「10グロスですよね?」と再度確認するでしょうし
商売柄「グロス」や「ダース」などの数に触れている人間であれば間違うことはありえないので
重過失に当たるでしょうね。
>>281
http://tmp7.2ch.net/youth/
>>282
ググれ
0284法の下の名無し
2008/01/22(火) 11:01:51ID:f3Agnzg2どうも見つかりません。何かないでしょうか?
0285法の下の名無し
2008/01/22(火) 11:54:04ID:2YOwKWJz財布の中には免許とかクレジットカードが入ってたんですが、先日、カード類だけが別の入れ物にいれられてコンビニで発見されました
これって防犯ビデオとか見せてもらうことって無理なんでしょうか?
0286法の下の名無し
2008/01/22(火) 22:35:30ID:ycRGD6GAカテ違いならすいません
0287法の下の名無し
2008/01/22(火) 23:10:46ID:E2ls8mk0http://school7.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1200195594/
日々の生活などでのトラブルに関する法律的な問題の相談のスレッドです。
0288法の下の名無し
2008/01/23(水) 01:24:24ID:JpN1gbm2@ 弁論主義は( )の原則がはたらく民事訴訟について適用される。
A ( )のもとでは弁論の全趣旨と( )のもとに事実認定が行われる。
B 証拠調べのの結果に基つき、いずれの同意者も主張してない主要事実を
認定することは( )に反する。
0289法の下の名無し
2008/01/23(水) 01:57:01ID:6EYuOFgh弁論主義は( 当事者主義 )の原則がはたらく民事訴訟について適用される。
( ?(証拠裁判主義?職権主義?) )のもとでは弁論の全趣旨と( 自由心証主義 )のもとに事実認定が行われる。
証拠調べのの結果に基つき、いずれの同意者も主張してない主要事実を認定することは( 弁論主義(第一テーゼ) )に反する。
0290法の下の名無し
2008/01/23(水) 02:16:14ID:5yCga0xQA (自由心証主義)のもとでは弁論の全趣旨と(証拠調べの結果)のもとに事実認定が行われる。←民訴247条
B 証拠調べの結果に基つき、いずれの同意者も主張してない主要事実を
認定することは(弁論主義第一テーゼ)に反する。←そのまんま
0291法の下の名無し
2008/01/23(水) 02:48:34ID:JpN1gbm2回答ありがとうございます。もう一度調べてみます。
0292法の下の名無し
2008/01/23(水) 06:01:24ID:zY4v9fJC0293法の下の名無し
2008/01/23(水) 17:06:05ID:DLKN/Hmn国民教育権説と国家教育権説の対立について尋ねてるのかなぁ
前者⇒東地判昭49.7.16
後者⇒東地判昭45.7.17
最高裁は折衷説⇒最判昭51.5.21旭川学テ事件
を参照して
0294法の下の名無し
2008/01/23(水) 17:08:36ID:UTR30amfCAはBに5000万を貸した。Bはその支払いを確保するために小切手を振り出した。Aが受け取った小切手の返還義務
はBの貸し金返還義務と同時履行の関係に無い。
DAはBに車を100万で売った。代金はBがCに支払う合意をした。AがBに自動車を引き渡したが、BがCに支払わない
時はCはBに催告した上、売買契約を解除できる。
JABが共同で持っていた土地(例えば半々など)を買い戻し特約つきでAが売却した。その後その土地が競売にか
かり買主Cに代金を得た時は買戻し権者(A)が買主が受けた代金について買い戻すことができる。
MAはBに土地を売却する契約を結んだ。BはAに手付けを交付した。Aが解除する場合、手付けの倍額を提供しなく
ても、契約を手付け日より解除する旨の通知がBに到達した時に解除の交付が発生する。
R賃借人は賃貸人の調達無しに無断に賃貸物を貸したりすることができない。(地上権の違いがどうのこうの言
っていたので、それについてもご教授願います)
0295法の下の名無し
2008/01/23(水) 18:14:07ID:xTEVRtfM方法の錯誤と客体の錯誤の違いがわかりません…
0296法の下の名無し
2008/01/23(水) 18:29:18ID:DLKN/Hmn方法の錯誤⇒Aを狙ったが、隣りにいたBに打撃を与えてしまった。(つまり失敗)
客体の錯誤⇒Aを狙ったところ、狙い通りに当たったが、よく見ればそれはBだった。(つまり勘違い)
0297法の下の名無し
2008/01/23(水) 18:33:23ID:xTEVRtfM0298法の下の名無し
2008/01/23(水) 18:42:38ID:cIMiggaP0299法の下の名無し
2008/01/23(水) 19:16:06ID:gRScgmOt扱われるんですか?権利が社会功利主義の制約を受ける、とするのが
自然だと思います。
また、緊急避難についても、本来違法であり、社会功利主義上
侵害法益が保護法益を超えない場合のみ許された。とする方が自然な気がします。
優越的利益保護の原則も、一種の社会倫理に過ぎないと思うのですが
0300法の下の名無し
2008/01/23(水) 20:25:58ID:R2Otp5RQ言いたいことがよくわかりません。
まずは、そこでいう「権利として」扱われることの意味を明らかにしてくれませんか?
0301法の下の名無し
2008/01/23(水) 20:46:33ID:gRScgmOt「侵害者への正当防衛が法益を侵害している」
という前提があるように思われます。
しかし、侵害者の要保護性が失われている以上、
侵害者の利益は法益として認められるものではなく、
正当防衛行為は法益を侵害しておらず、そもそも違法性が存在しないのではないか?
ということです。
初学者なもので、頓珍漢なことを言っていたらすいません
0302法の下の名無し
2008/01/23(水) 21:38:12ID:6EYuOFgh法は刑法36条1項を正当防衛として
侵害者への侵害方法に制限を設けている。
それがなぜなのかを考えるのが法解釈。
ひょっとしたら、およそ侵害者である以上、彼に人権を認めてはならず
正当防衛を論ずるまでもなく
侵害者への殺害、レイプetcを許すべしとお思いかもしれない。
しかし、それは立法論にすぎない。
0304法の下の名無し
2008/01/23(水) 21:59:01ID:gRScgmOt刑法に書いてあるのは、制約があること可罰的でないことのみです。
ただ、制定法を299のように解釈して何が問題なのか分からないんです。
また上のように考えても、実際変わるのは、緊急避難に対しての正当防衛
の肯定のみであるように思います。
0305法の下の名無し
2008/01/23(水) 22:07:17ID:6EYuOFgh正当防衛が成立すると違法性が阻却される、というのは・・・
1.正当防衛の検討の前段階まで(構成要件充足)の事情からは
行為者が法益侵害している「ように見える」(構成要件が違法性を推定する)のであり、
2.本当にそうであるかを正当防衛の成否etcで吟味し、
3.正当防衛の要件を満たすなら、法益侵害に見えたけど「実は違った」、満たさないなら、「やっぱりそうだった」
以上のことを理解しているでしょうか。
0306法の下の名無し
2008/01/23(水) 22:09:25ID:R2Otp5RQあなたの文脈に即して言えば、正当防衛は、その行為が構成要件該当性を満たすがゆえに、違法性阻却事由としてしか扱い得ないということです。
法益というものと、構成要件または違法性との理論的関係をもう少し検討してみてはいかがでしょうか。例えば、
>正当防衛が違法阻却事由として扱われるということは、
>「侵害者への正当防衛が法益を侵害している」
この理解は、一般的ではないと思われます。
一般に、構成要件には違法性推定機能が認められますが、そのことは法益侵害性の有ることを必ずしも意味しておらず、
仮に正当防衛が違法性阻却事由であったとしても、そのことで正当防衛の侵害者の法益の有無が決せられるわけではありません。
0307法の下の名無し
2008/01/23(水) 22:41:03ID:xTEVRtfMわかりました!
本当にありがとうございました(´;ω;`)
0308法の下の名無し
2008/01/23(水) 23:04:46ID:gRScgmOt構成要件を中心に理解が足りなかったようです。
一つ疑問が浮かんだのですが
過剰避難に対しての正当防衛はどうなるのでしょうか?
過剰避難が違法性を持つ以上、正当防衛は肯定されるのでしょうか?
0309法の下の名無し
2008/01/24(木) 05:08:27ID:z0NFdzYu大谷各論では,
死者と信じて名誉毀損行為に出たところ,相手方が生存していた場合,
1,虚偽の事実を確定的に認識して摘示したときは名誉毀損罪が成立
2,死者と信じて真実を摘示したときは,事実の錯誤として名誉毀損罪の故意を阻却し,不可罰となる。
としています。
この理論がよくわからないのですが,どう考えたらこのような結果になるのでしょうか?
間違いだと確信してますが,自分で考えたことは以下の通りです。
1について
客観的には,生者に対する虚偽の事実を摘示した名誉毀損が行われている(230条1項)
主観的には,死者に対する虚偽の事実を摘示した名誉毀損が行われている(230条2項)
両罪は名誉を侵害するという点で,構成要件上の重なり合いを認めてよく,生者に対する故意が認められる。
よって,230条1項の名誉毀損罪が成立する。
2について
客観的には,生者に対する真実の事実を摘示した名誉毀損が行われている(230条1項)
主観的には,死者に対する真実の事実を摘示した名誉毀損が行われている(不可罰)
両罪は名誉を侵害するという点で,構成要件上の重なり合いを認めてよく,生者に対する故意が認められる。
ただし,不可罰行為を認識して,230条1項の行為をしているため,38条2項より不可罰となる。
0310法の下の名無し
2008/01/24(木) 17:37:40ID:3EgrlG0A被保佐人が、金銭消費貸借契約を締結するには
保佐人の同意を必要とするが代理人に委任して締結
する場合には保佐人の同意は要しない。
って問題が大学の民法Tの試験で出たんですがこれは○と×どちらでしょうか
自分は○にしたのですが
よろしくお願いいたします。
0311法の下の名無し
2008/01/24(木) 18:14:02ID:Sr6AZhzH代理人によって行われた金銭消費貸借契約の効果は
保佐人に直接帰属するので、13条1項2号に当たる。
0312法の下の名無し
2008/01/24(木) 18:14:48ID:Sr6AZhzH0313法の下の名無し
2008/01/24(木) 19:08:11ID:Kj3bDJmfその際、違憲ではないという判決がでてますが、なぜそこから憲法優位となるのでしょうか?
0314法の下の名無し
2008/01/24(木) 19:58:22ID:kkDTjJOO日本人は中国を嫌いなのに、なぜ漢字が使いますか?
0315法の下の名無し
2008/01/24(木) 20:00:36ID:Am78xn5e「一見極めて明白に違憲無効であると認められない限りは、裁判所の司法審査権の範囲外のものであつて」
→条約に対して違憲無効という概念を使っている
0316法の下の名無し
2008/01/24(木) 20:47:44ID:mZRaXm5P不能犯、未遂犯をどこで区別するか議論にでてくる具体的危険説
ってありますが、このネーミングって妥当なんでしょうか?
0317法の下の名無し
2008/01/25(金) 23:06:37ID:XTJRyCtL択一的競合については理解できるんですが…。
0318法の下の名無し
2008/01/26(土) 02:40:08ID:9zvTnczF重畳的競合=重畳的因果関係と考えて良いよな?
通説ベースで考えると下のようになるはず。文章が稚拙なのはすまん。
結果的には殺人既遂罪となる。
(a).重畳的因果関係は「XとYがそれぞれ致死量に満たない毒物をZに服用させたところZが死亡した場合」
(b).択一的競合は「XとYがそれぞれ致死量の毒物をZに服用させたところZが死亡した場合」
が代表例ということを前提に説明する。
(a)について
Xの毒物をZに服用させた行為は殺人の実行行為にあたり,Zの死とXの実行行為との因果関係を考える。
Yが盛った毒も致死量で無い以上,「Xの実行行為がないならば,Zは死ななかった」といえる。
ならば,conditio sine qua non公式により条件関係が認められる。
また,よほどのことが無い限り相当性も認められるだろうから,Zの死とXの実行行為との因果関係は存在する。
以上より,Xは殺人既遂罪の罪責を負う。
(b)について
さらに,択一的競合は,
(ア) XとY双方の毒が同時に効果を発揮した場合
(イ) どちらの毒により死亡したか証明できない場合に分かれる。
そして,これらの場合,
Zの死とXの実行行為との因果関係を考えると,Yが盛った毒が致死量であるため,「Xの実行行為が無くても,Zは死んだ」となってしまう。
つまり,条件関係が認められず,Xは殺人未遂罪の罪責を負う。
しかし,これは,致死量の毒を盛っていない(a)の場合と比して,不合理な結果といえる。
よって,(b)の場合も条件関係を認めるべきであり,以下,その考え方を述べる。
(ア)について
確かに,抽象的に条件関係を捉えると,上記の結果になるだろうが,双方の毒が効いて死んだという具体的なZの死亡結果については
「Xの実行行為がないならば,Zのその具体的な死はなかった」となり,条件関係が認められる。
(イ)について
この場合,XとYの行為をそれぞれ別々に評価することは,XとYの行為が現実的に競合している以上好ましくない。
よって,「XとY双方の行為が無いならば,Zは死ななかった」と考えて,条件関係を認めるべきである。
以上より,Xは殺人既遂罪の罪責を負う。
0319法の下の名無し
2008/01/26(土) 04:28:30ID:2E/FHKve分かりやすい説明ありがとうございます!
こちらこそ、本当に初学者なもので言葉が不十分ですみません。
疑問がすっきりしました、ありがとうございました。
0320法の下の名無し
2008/01/26(土) 08:47:04ID:sFODwkQX法科大学院対策としての憲法の演習は何がオススメですか?
0321法の下の名無し
2008/01/26(土) 21:12:43ID:+pQ90Kfqがあります。
いまの勢いですと、永住外国人の地方参政権を認める方向にいき
そうなんですが、法律的に解釈してあれは違憲じゃないのでしょう
か?
また仮に違憲かどうか意見が分かれるとして、法案成立後に司法の
場でそれが違憲あるかどうかを提訴し審議してもらうことは制度上可
能ななのでしょうか?
どなたか詳しい方がいらっしゃったら教えていただけるとありがたい
です。よろしくお願いします。
0322法の下の名無し
2008/01/26(土) 22:12:04ID:iFSEIyKp2chでパチンコの大手、株式会社マルハン(代表取締役会長 韓 昌 祐、代表取締役社長 鈴木 嘉和、代表取締役副社長 韓 裕)
のスレで ホルコンや遠隔や桜などについて書き込むと工作員(渋谷マルハン社員、マルハンに依頼されたネット工作会社)(仮)
がやってきてスレを荒らしてスレを機能停止させます。(大量のコピペを連投するのでコピペ馬鹿と呼ばれている)
↓↓荒らしのやり方↓↓
2007/11/03(土)ID:b+XZQwwt0
マルハン難波店http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/417
マルハン総合スレッドhttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/413-416
MPT渋谷パート9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701/9
2007/11/14(水)ID:IQ2W+BsJ0 2007/11/15(木)ID:Fi5mVWm/0
マルハン総合スレッド 9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/486-488
マルハン難波店http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/434-437
ガイア(笑)http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1178977365/490-492
ガイア正社員友の会http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188211786/134-138
2007/11/25(日)ID:XeE9yAd+0
マルハン総合スレッド9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/538
【香川】パーラーグランドのスレ2【徳島】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188315438/147
工作員に荒らされ機能停止したスレ
■■■■マルハン総合スレッド 9■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/
【山崎】MPT渋谷パート9【シャネル】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488
MPT渋谷はマルハン・パチンコ・タワー渋谷の略です。
パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。
0323法の下の名無し
2008/01/26(土) 22:39:25ID:WZ8Lo8A0最高裁判所が合憲ととれる判決を下している。
学説にも合憲説の方が多い。
裁判で争いたければ、実際に選挙が行われた際に選挙無効を主張して提訴すればよい。
最高裁が憲法判断を覆した例もないではない。
0324法の下の名無し
2008/01/27(日) 11:30:17ID:kHA7538j0325法の下の名無し
2008/01/27(日) 14:20:46ID:/0Vb3ND8お願いします。
0326法の下の名無し
2008/01/27(日) 16:14:40ID:QCJPcq40・弁護士をつけることができる
・証拠提出
の他に何がありますか??
教えてください。
0327法の下の名無し
2008/01/27(日) 19:04:27ID:kHA7538j誰も答えないんなら削除依頼出してくる
0328法の下の名無し
2008/01/27(日) 19:39:17ID:fvepPGJG日本人は中国を嫌いなのに、なぜ漢字が使いますか?
0329法の下の名無し
2008/01/27(日) 23:39:26ID:iaEMFrWy多重債務者の債務の商法上の取り扱いを
民法上の取り扱いに関連付けて説明するとどのようになるのでしょうか?
また商人資格要件とは何ですか?
0330法の下の名無し
2008/01/29(火) 11:18:41ID:GibeUqsMAは売買代金の支払いの手段として約束手形一通をBに振り出した。
ところが、BがAに渡した商品に欠陥があったため、Aは売買契約を解除した。
しかしBはその手形をAに返却せずに、善意の第三者Cに裏書譲渡した。
CはAに支払いを求めたが、Aは契約を解除したした旨を伝え、支払いに応じなかった。
この場合、AはCに支払いをしなければならないか。
0331法の下の名無し
2008/01/29(火) 12:45:01ID:yktYbR8G個人(A)対個人(B)で『間借り』という形での賃貸契約を結ぶ事は可能でしょうか。
またその場合の法的な問題点などありますでしょうか。
宜しくお願い致します。
0332法の下の名無し
2008/01/29(火) 13:04:18ID:Dq/E+Od10333法の下の名無し
2008/01/29(火) 18:37:09ID:yktYbR8G0334法の下の名無し
2008/01/29(火) 18:45:07ID:T31i4qHu0335法の下の名無し
2008/01/29(火) 18:54:14ID:rEUwKFPq法律相談→法律相談板へ
テンプレ入れとこうぜ
0336法の下の名無し
2008/01/29(火) 21:07:20ID:yktYbR8G>>334
すみません、失礼しました。誘導ありがとうございますm(__)m
法律相談板逝ってきます
0337法の下の名無し
2008/01/31(木) 13:03:08ID:+SZMiyuM用語もおかしいかもしれませんが汲み取って下さるとありがたいです。
計画的殺人(逃走しない)…殺害が妥当かという事まで検討し冷静であり再犯しにくい
計画的殺人(逃走する)…殺害が妥当かという事まで検討し冷静であり再犯しにくい
衝動的殺人(逃走しない)突如として殺意が沸き起こるタイプで再犯しやすい
衝動的殺人(逃走する)突如として殺意が沸き起こるタイプで再犯しやく逮捕まで治安に問題あり
以上のように考えたのですが、とすれば上から順に罪が重くなっていくと思われるのですが
現実にはそうではないようです。これはどのような論理から導かれるのでしょうか?
御回答宜しくお願い致します。
0338法の下の名無し
2008/01/31(木) 17:52:38ID:AxdKljAWhttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1194777897/
0339338
2008/01/31(木) 17:54:15ID:AxdKljAWhttp://society6.2ch.net/police/
http://society6.2ch.net/court/
刑事政策はこちらでどうぞ
0340法の下の名無し
2008/01/31(木) 19:06:43ID:cw3MxT+fここでいいでしょ。
>>337
てきとーに書くと、
故意犯に刑事責任が負わされる根拠は、
「その行為が違法であるか否か」ということを検討する機会が
与えられているのに、あえて犯罪事実を実現したことにある。
いいかえれば、悪いことだと知りながら、または知ることができたのに、
人殺ししたから、罰せられる。
というふうに考えると、
計画的殺人のほうが、衝動的殺人に比べて、
「『その行為が違法であるか否か』ということを検討する機会が
与えられているのに、あえて犯罪事実を実現した」
といいやすい。
そんなわけで衝動的殺人のほうが計画的殺人より
罪が軽いといえそう。
たぶんこんな感じ。間違ってたらごめんなさい。
0341法の下の名無し
2008/01/31(木) 20:54:33ID:MUklqH7Pそれは法学者にとっては揺るぎようもない基本概念になるのでしょうか?
言い換えるなら私が唱える論は、異端の法学者でも主張することは有り得ない、ということになりますか?
0342法の下の名無し
2008/01/31(木) 21:09:01ID:AxdKljAW自由主義的なアプローチからすれば人間は自由意志を持っており、する・しないを
選ぶことができる。
逆に言えばそ「違法であるか否か」を考えて「しない」という選択肢を選んでくれると
いう期待があるわけだよな
>>341
つか逃走する・しないってどういう意味で入れてるの?
0343法の下の名無し
2008/02/01(金) 03:47:25ID:QUWnbk7g逃走に関して
殺人は他の多くの犯罪とは異なり「殺害」が目的の完了になる場合があります。
他は「犯罪行為+逃走」で完了です。あくまでも犯罪者の心理ですが。
上手く説明出来ていないような気もしますが
殺人は、殺害後逃走せずに逮捕、逃走できずに逮捕、逃走後別の場所で逮捕、があります。
その中で計画的殺害後逃走せず、が一番罪が軽いと考えた訳です。
例えば強盗は、強盗行為後逃走しなければ犯罪者にとって意味がありません。ですので殺人と他の犯罪は罪の軽重の考え方が変わるべきではないかと考えたのです。
よくわかっていない人間の質問ですから、ややこしいかもしれません。
0344僕の美しい指導教官
2008/02/03(日) 17:05:24ID:xsF6XF4r0345法の下の名無し
2008/02/03(日) 19:06:48ID:zhdlBapu公費補助金や行政の許可などの国家の関与の度合いによって裁判所の介入の余地が広がる
というような論を大学で学んだような気がしてちょっと調べたいのですが、どうにも資料が見つかりません。
お心当たりないでしょうか。
0346345
2008/02/03(日) 19:12:22ID:zhdlBapuちょっとごっちゃになってました。失礼しました。
0347法の下の名無し
2008/02/03(日) 23:15:19ID:IoojvIjb違法性に関し主に対物防衛に関しては
3つの学説があり
1、主観的違法論
違法とは、命令、禁止であり、責任能力のない者の行為や
動物侵害は違法ではない
2、客観的違法論
評価規範に反するのが違法であり、決定規範に反するのが責任であるので、
責任無能力者の行為も動物侵害も違法である
3、新客観的違法論
責任の能力のない行為も違法ではあるが、動物侵害は違法ではない
けれど、その背後に人間の故意、過失があれば違法ではある
とされていますが、通説は、客観的違法論で
判例は、新客観的違法論って事なんでしょうか?
0348法の下の名無し
2008/02/03(日) 23:41:58ID:eiStco+j尚その画像は特に破廉恥なものではないとして
0349法の下の名無し
2008/02/04(月) 12:25:15ID:tJhhQO86通説は客観的違法論だが、客観的・新客観的違法論どちらの理論にも
ねざした判例がある、ということだろ
0350法の下の名無し
2008/02/06(水) 00:41:57ID:5D+VXeJO試験対策書だとどうにも分からない(というか必要ない)のですが、
どうしてもモヤモヤしているので、質問させてください。
憲法についての質問です。過去スレで質問されてると思うのですが、見れないので・・・
生存権についての学説として、抽象的権利説というものがありますが、
そのままでは直接憲法によって救済を求めることができず、
法律が出来れば具体的な権利として裁判で使える、ということですが、
憲法には記述が無いけれど法律があるから認められる権利は色々あるでしょうし、
そうした権利と、具体的に何か有意な差があるのでしょうか。
たとえば、想像ですが、抽象的権利が具体化された法律に則って救済を求める場合には、
これは法律だけでなく憲法でも認められた権利だから、
ただ法律だけで認められている権利とは異なって、裁判所は救済するのに積極的になるとか・・・
それとも、裁判など実際問題としては違いは全く無い、学説特有の何かなのでしょうか?
長々とすいませんが、お願いいたします。
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