157 名前:133[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21:29:29 ID:W0DF3RAP
>>152
>訴えられた者の身になってみ? というご趣旨と思いますが、
半分はそうですね。
もう半分は、千万円単位で賠償しなければならない可能性を持つ訴訟を
数十人に1人が持つ業界で、保険料を含めた費用の負担が及ぼす影響が
無視できなくなってきていることです。
現に救急指定を取り消す中小の個人病院が急増しています。
今春の診療報酬改定が最後の後押しになったとは言え、
「トラブル回避」の側面が多分にあることは否めません。

何かを変えないとこのままでは皆が不幸になってしまいます。
医者も患者になるし(現に私も三十台ですがいろいろ持病を持っています)、
弁護士の先生も患者になります。
個人的な感触ですが、この1年が本当に崩壊を食い止められるかどうかの瀬戸際でしょう。
弁護士の先生方にも当事者意識を持っていただきたいのです。
決して対岸の火事ではありません。

具体的には以下の事項がそれぞれセットで必要と考えます。
・医業の刑事免責
・独立した専門医/法曹による医療事故調査機関

・無過失補償制度
・訴訟保険/無過失補償の負担に耐え得、かつ国民も納得できる診療報酬体系

・病院勤務医の労働条件(時間外労働/当直)の改善
・臨床医の質の担保

お花畑でしょうか?