>>521天皇の権威の正当性に疑義を挟む、となるだろう
第一に、天皇の権威を議論の中心に引っ張り出すような真似はすべきでない、と俺は考えている
世間にはちょっとしたことで正当性にケチを付けたくなる人はいくらでもいる

憲法とか独立宣言はその正当性を主権者の権威に求めることが多いが、
その主権者というのは憲法や独立宣言に拠っているのが普通なのだから、
多くの場合、基本法に類するモノは根本が循環論法によって構成されていることになると思う
しかし国家の根本原理の否定は大きな混乱を来すことは明白
国家規模の混乱の中、結果を思い通りに導くには力が必要だが、
事それに至ると保守派の忌み嫌う武力革命と似たり寄ったりになる
憲法論は、憲法それ自体が正当であることを前提として、
その根拠を理論立てることと、細かいところでの現実との乖離を指摘し修正させる上で重要な意味がある