【北方領土】ロシュコフ前外務次官「日本とロシアとの平和条約は不要」 福田首相訪ロをけん制か[04/25]


日本との平和条約は不要 ロシア前外務次官が主張
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3月にロシア外務次官を退任したロシュコフ前駐日大使は
25日付のロシア紙ブレーミャ・ノボスチェイとのインタビューで、
ロシアは日本と平和条約を結ぶ必要がないとの考えを示した。

福田康夫首相とプーチン大統領、メドベージェフ次期大統領との会談を26日に控え
「北方領土問題を解決して平和条約を締結することが不可欠」(福田首相)とする
日本側をけん制する狙いとみられる。

ロシュコフ氏は、ロシアは第2次大戦の敵国だったドイツと平和条約を結んでいないが、
ドイツは問題にしていないと指摘。
日露国境は画定するのが好ましいが、日ロ間でこの問題に対する見方は正反対だと語った。
(共同)
(04/25 19:15)