<イギリスの携帯電話料金> 改 2/3

さて以上で、カケホプランだけを見てもEE社がドコモの半額より更に安い事は分かった。

しかしここで更に注目すべきは、EE社はカケホ非強制かつ2年縛り無しにも関わらず、上記の格安料金を実現しているという事である。
しかも、EE社はMVNOへの回線供給は勿論、
更に糞ドコモとは違って別途格安のプリペイド契約まで提供しているのだ。

すなわちNTTドコモは、
(1) 儲けの薄いプリペイド契約自体を提供せず
(2) 2年という長期契約を実質的に強制し
(3) ライトユーザーやデータ利用が主なユーザーに適した非カケホプランを提供せず
(4) 音声利用を主とするユーザーに適した低容量データのカケホプランをも提供せず、

即ちそれら一連の手口によってカケホ+2GB以上を強制する事でARPUの強引かつ大幅な底上げを行っているにも関わらず、肝心のカケホプランだけを比べてもイギリスの優に2倍以上の高額をボッタくっているわけだ。

以上の背景と料金比較を鑑みれば、あろう事か旧国営企業出身のNTTドコモが、いかに国民の恩を仇で返し、悪辣極まりない極悪非道のボッタクリ商法を行っているかという事が明確に理解できるだろう。