閑話休題
>>694
基本認識に間違いはない。
>>695
細部の認識には間違いがないが、時代認識や価値判断に難がある。

第一に、ある集団の能力が低いと規定しながら、
その原因の分析や、改善策の提案をせず、ただ漫然と能力以上の行動を求めるのは、
結局のところ傲慢な愚痴に過ぎない。実現不可能な願望を言うのは無能というものだ。

第二に、古い既得権や価値観は必ずしもいつまでも有効ではない、という事。
21世紀の現在においては、可能であれば古い既得権を廃し、自由な情報流通を促進して、
周囲の状況変化(世界経済や国内状況)に合った新しい価値体系を創造する事が求められている。
ただし、独立採算が求められる教育研究機関や、その他で行われる技術・文化・研究活動、
あるいはマスコミの重要な機能である政治の監視機能等々、単純に切り捨てるべきでない事柄もある。

既存の知識や情報の供給源との共存共栄を前提とした上で
一般大衆の自由な情報流通・知識流通を最大限保障し、
そして新たな共有知識体系の構築とそのブラッシュアップを図る事、
これがウィキペディアに求められる使命というものだろう。